PvPvEシューター『The Cycle: Frontier』最終クローズドベータテスト開始。資源求めて異星に降り立ち、嵐が来る前に脱出せよ
デベロッパーのYAGERは3月17日、現在開発中のFPS『The Cycle: Frontier』の最終クローズドベータテストを、PC(Steam/Epic Gamesストア)にて開始したと発表した。Steamでは、ストアページの「The Cycle Playtestに参加」からアクセスをリクエストすると参加可能。実施期間は4月4日までである。
『The Cycle: Frontier』は、銀河の果てにある惑星フォルトゥナIIIを舞台に戦うFPSだ。この惑星は資源が豊かではあるが、放射性嵐サイクルの脅威が存在する。プレイヤーは、ファクション(派閥)と契約してそうした資源を回収するプロスペクターとなり、フォルトゥナIIIへと降り立つ。クエストをこなしながら惑星を探索し、嵐が来る前に資源を回収して脱出するのだ。
本作は、最大20人でのマルチプレイに対応するPvPvE。ほかのプレイヤーも任務のために同じ惑星を訪れており資源の奪い合いになるほか、惑星にはプレイヤーを襲う野生生物が生息している。それらとの戦闘は避けられないだろう。一方で、ほかのプレイヤーとは一時的な同盟を組むことが可能。チームで行動すると任務達成の可能性が高まるが、チームの人数分だけひとり当たりの報酬は減るかたちとなる。
拠点となるプロスペクト・ステーションでは、戦利品によって宿舎を改善したり、新たな装備を購入したりといった恒久的なアップグレードが可能。また武器を改造するなど装備を整えて、次なる任務に向かうこととなる。
昨年実施されたクローズドベータテストでは、合わせて約35万人が参加するほど盛況だったという。そして現在実施中の最終クローズドベータテストにおいては、さらなる新要素が実装されているそうだ。上のツイートの映像で紹介されているレーザードリルもそのひとつ。派閥コロレフからの依頼を受けることで、レーザードリルの投下を要請できる。地中の資源を回収するあいだ、その防衛に備えることになるだろう。
また各派閥から請け負える依頼については、それぞれひとつずつミッションが追加。プレイヤーが惑星への最初の一歩を踏み出す手助けをしてくれる内容となっており、これをこなすことで通常の依頼にも対応しやすくなる。また、本作のストーリーの一端を感じ取れるミッションとすることで、ナラティブ要素を強化しているそうだ。
このほか、ブライトサンズ・クレセントフォールという2種類のマップの調整や、新モンスターの追加、戦闘のバランス調整、敵AI・戦利品・チュートリアルの改善、ビジュアル・オーディオの最適化、バグ修正なども実施されているとのこと。
『The Cycle: Frontier』の最終クローズドベータテストは、PC(Steam/Epic Gamesストア)にて4月4日まで実施中。Steamでは、ストアページの「The Cycle Playtestに参加」と書かれた項目からアクセスをリクエストできる。ゲーム内は日本語表示に対応しており、上のツイートにあるように日本での展開にも力を入れているようだ。
ちなみに今回のベータテストでは、すでに同時接続プレイヤー数がピーク時には1万3000人を超えており、かなり盛り上がっている様子(SteamDB)。製品版は、基本プレイ無料にて2022年内にリリース予定となっている。