オープンワールドRPG『Tower of Fantasy(幻塔)』日本国内でサービス開始へ。CBT参加者募集中

Tencent GamesのブランドLevel Infiniteは3月16日、『Tower of Fantasy(幻塔)』を日本国内でサービス開始すると発表した。『幻塔』はSFの世界観で展開するオープンワールドゲーム。

Tencent GamesのブランドLevel Infiniteは3月16日、SFオープンワールドRPG『Tower of Fantasy(幻塔)』を日本国内でサービス開始すると発表した。リリース時期は2022年で、基本プレイ無料(一部課金要素あり)。対応プラットフォームはPC/iOS/Android。本日より、CBTの参加者募集も開始している。募集期間は日本時間で3月29日7時59分まで。 
 

 
本作の舞台となるのは、現在から数百年後の未来の世界。人類はエネルギー不足が原因で地球を離れ、アイダ星に移住していた。人類は彗星マーラを観測し、そこに含まれる未知の強力なエネルギー・オムニアムを発見。マーラを捕獲するために「幻塔」を建設する。しかし、オムニアム放射線の影響により、アイダ星すべてを巻き込んだ大厄災が起きることに。生き延びたエリート科学者たちはハガードと呼ばれる科学組織を設立し、一方で地表の生存者はアイダの子という反抗組織を設立する。こうした情勢のなか、プレイヤーは大厄災後の荒廃したアイダ星を舞台に、自身のため、そして人類の未来をかけた冒険を繰り広げることになる。 

惑星アイダには探索できる街が数多く存在。たとえば、オムニアム悪疫の影響で荒廃しつつ、一部の人々がシェルターを建設したアストラ島。重工業により栄え、地元民から愛される社長のいる港町ベンジス。こうした街などを舞台に、探索をすればするほど、惑星アイダの物語をより楽しむことができるそうだ。 
 

 
『幻塔』のバトルにおいては、キャラクターは職業的な制約を受けないという。そのため多彩な武器の組み合わせで戦闘スタイルを作り、心ゆくまで戦えるそうだ。武器から繰り出すコンボを存分に体験し、爽快な戦いを目指すことができる。さらに、敵の攻撃を直前に回避する「ジャスト回避」を成功させれば、武器をフルチャージ可能。コアなアクションゲーマーも楽しめる戦闘システムが構築されているとのこと。 

くわえて本作では、マルチプレイも可能。ほかのプレイヤーと手を組んで一緒に戦ったり、難しいボス戦を攻略したり、ときには記念写真を楽しむこともできる。さらに、仲のいいプレイヤー同士でギルドといったコミュニティーを作ることも可能だそうだ。 

戦闘や探検のほか、それ以外のアクティビティも充実。山の中で料理をしたり、ダンジョンの中で謎解きにチャレンジしたり、釣りやドライブ、ジェットパックでの飛行や急流サーフィンなど、さまざまな楽しみ方が用意されているそうだ。フィールドには昼夜の概念があり天候も変化していくとのこと。またキャラクターに関しては、髪型、メイク、ボディ、服装などにおいて幅広いカスタマイズができるようになっている。自分好みのキャラクターを作り上げ、『幻塔』の世界を冒険できるとのことだ。
 

 
『幻塔』の開発を手がけるのは、2018年11月に設立されたHotta Studio。中国のPerfect World Games傘下にあり、アクションゲームの開発を得意とするスタジオだという。戦闘システムの設計に関する豊富な経験を備えているとのことで、『幻塔』のバトルデザインにおいてもそのノウハウが生かされそうだ。なお本作の開発にはUnreal Engine 4が使用されている。  

『幻塔』は2022年、PC/iOS/Android向けに国内サービス開始予定。本作は現在CBT参加者を募集中だ。こちらのページから、日本時間で3月29日7時59分まで応募可能となっている。 

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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