和風剣戟アクションRPG『Meifumado』発表。剣の達人となり、文化ごった煮終末世界を探索

Old Bit Studioは3月1日、アクションRPG『Meifumado』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、2024年11月配信予定。

デベロッパーのOld Bit Studioは3月1日、アクションRPG『Meifumado』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)/Nintendo Switch/PlayStation 4/PlayStation 5/Xbox One/Xbox Series X|Sで、2024年11月配信予定。なお、同スタジオは現在Kickstarterにて開発資金を募っているため、その結果によってリリースプランは左右されるかもしれない。

『Meifumado』は、日本の文化から影響を受けるアクションRPGだ。本作の世界では、遠い昔に起こった大戦により文明が崩壊。資源が乏しく、誰もが生きるために争い合う、弱肉強食の暗い時代が続いている。本作の舞台となるYamataiと呼ばれる島でも、BakuhanとRyukaiという2つの派閥がしのぎを削っており、プレイヤーはこのどちらかに所属し、Yamataiの将来を巡る戦いに身を投じることとなる。

本作にてプレイヤーは、主人公の剣士としてYamataiの世界を探索し、さまざまな敵と戦う。舞台となる島には、昔の日本を思わせる和風の屋敷や寺のような建物がある場所もあれば、廃墟となった近代的なビルが存在する街、あるいは枯れ木が広がる荒野や洞窟など、さまざまな世界観が混在。各エリアは、メトロイドヴァニア作品のように入り組みながら繋がっており、プレイヤーは自由に探索可能だという。


敵もまた、武士のようなキャラクターから、ゾンビや異形のモンスターまでさまざま登場。トレイラーでは、日本刀をメイン武器にし、また弓なども使いながら戦う様子がみられる。刀を使った主人公のアクションは多彩で、前蹴りやダッシュで間合いを取りながらの、流れるような立ち回りが印象的。敵の首を切り落とすなど、残虐表現を盛り込んだフィニッシュムーブも確認できる。クナイや鉤爪などのサブウェポンも存在するようだ。

敵は、単独でも集団でも状況に合わせて戦略的に行動し、バトルは歯ごたえあるものになるとのこと。一方の主人公は、多様な武器やスキルによって、さまざまなプレイスタイルを表現可能。また、そうした武器などをアップグレードして、特定のプレイスタイルをさらに強化していくこともできるという。


本作にはクラフト要素も存在する。探索や売買にて入手したアイテムと設計図をもとにして、武器や薬、食料などを作ることができる。スキルのアップグレードにおいても、クラフトが重要な役目を果たすことがあるそうだ。

街を訪れると、休息を取ったりショップで売買したり、あるいは鍛冶屋で武器を強化したり、サブクエストを請け負ったりできる。内容としては、誰かを護衛したり、逆に襲ったり、あるいは闘技場でのトーナメント戦に参加したり、ギャンブルに挑戦したりといったものがある。

本作ではメインクエストだけでなく、サブクエストも物語性を重視しており、物語に沿った複数のクリア方法が存在。どのように攻略するかはプレイヤーの選択に委ねられる。こうした仕組みは、プレイヤーに住人との交流や世界の探索を促す狙いがあるとのこと。


『Meifumado』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/PS5/Xbox One/Xbox Series X|S向けに開発中。先述したように、現在Kickstarterにて開発資金を募っており、初期目標金額を突破した場合、15ドル(約1726円)以上を出資していると本作を入手できる。配信時期は2024年11月とされている。興味のある方はキャンペーンページをチェックしてみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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