協力型ゾンビFPS『Back 4 Blood』最新アプデでバランス調整など実施。ウォーカーに新特性、クレートのショットガン弾は2倍以上に
デベロッパーのTurtle Rock Studiosは2月9日、協力型ゾンビFPS『Back 4 Blood(バック・フォー・ブラッド)』向けの最新アップデートを配信した。各種バランス調整やバグ修正などのほか、新機能の導入もおこなっている。
本作は、最大4人協力プレイ対応のFPS。寄生虫デビルワームによりゾンビ化した人々リドゥンであふれる世界にて、プレイヤーはクリーナーと呼ばれる生存者となり、仲間と共にリドゥンに立ち向かう。キャンペーンモードのほか、4対4で戦うPvPモードも用意され、ゲームに変化をもたらすカードシステムなどが特徴となっている。
今回のアップデートにて追加された新機能としては、まず「Streamer Mode(配信者モード)」が挙げられる。オーディオ設定にて、著作権保護されたBGMをオフにできる機能だ。実況配信をおこなうプレイヤーは是非活用したい。また、クイックプレイでのゲームが終了した際には、その仲間と引き続き一緒にグループを組める投票機能も追加されている。
各ゲームモードにて作成できるカードのデッキについて、これまで8種類まで登録しておけたが、最大16種類に拡張された。また、ミッションに失敗した場合でも、供給ポイントを獲得できるように変更。このほか、ウォーカーには新スキル「Incoming!(接近中!)」が追加され、代わりに「軍事訓練」が削除された。この新スキルは、マークした敵からのダメージを減少させる効果がある。
キャンペーンモードの調整内容としては、射撃動作をリロードで中断できるようになり、T5グレネードのクレートは最初から開いているように変更。クレートにて入手できるショットガンの弾が25発から60発に、ライフルの弾は100発から120発に増加された。また、ボスであるブレーカーの弱点を近接武器でも攻撃できるように変更され、全体的な攻撃力アップがフレンドリファイアには影響しないようになるなどの調整もおこなわれている。さらに、クイックプレイのマッチングから最終マップが除外されている。
カードについては、回避行動や興奮状態、フロントサイトフォーカスなどに調整が入っている。全体的に、バトルをじっくり進めていくゲームプレイを実現する調整になっているとのこと。このほか、マムのスキルにて仲間を蘇生した場合に、体力全快となるよう変更。ホフマンのスキル準備万端についても、弾薬のドロップ率が増加するなど強化されている。
PvPのスワームモードにおいては、リドゥンに新たなビジュアルエフェクトが追加。バランス調整としては、たとえばクリーナー側は弾薬満タンで各ラウンドを開始するよう変更され、トールボーイは体力は625から600に減少。ホッカーが撃つ粘液のスピードも2500から2000に減少している。
今回のアップデートには、上に紹介した以外にも多数の項目が含まれている。詳細はパッチノートを確認してほしい。また、今後計画されているいくつかのパッチにおいては、異なる戦略をより分かりやすく実現できるよう、多数のカードを対象に調整をおこなうとのこと。同時に、ゲームプレイ上あまり意味がないと判断されたカードは、そのトレードオフとして削除する方針だそうだ。
『Back 4 Blood(バック・フォー・ブラッド)』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに販売中。Xbox/PC Gam Pass向けにも提供されている。