Steamガソリンスタンド経営シム『Gas Station Simulator』最新アプデにて洗車要素導入。一部で大人気の「高圧洗浄機」

DRAGO entertainmentは1月28日、現在PC(Steam)にて販売中のガソリンスタンド経営シミュレーションゲーム『Gas Station Simulator』向けの最新アップデートを配信。本作に洗車要素を導入した。

デベロッパーのDRAGO entertainmentは1月28日、現在PC(Steam)にて販売中のガソリンスタンド経営シミュレーションゲーム『Gas Station Simulator』向けの最新アップデートを配信。本作に洗車要素を導入した。

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『Gas Station Simulator』は、ガソリンスタンドの経営をおこなうシミュレーションゲームだ。プレイヤーは、荒野を貫くハイウェイ脇に存在する放棄されたガソリンスタンドを購入し、設備を清掃・修理してふたたび営業させる。給油に訪れたお客からの売り上げによって、たとえば売店を作ったり、新たな設備を導入したり、人を雇ったりしてビジネスを拡大させていくのだ。お金はもちろん、従業員や在庫の管理もおこないながら、お客の多様なニーズに応えていく。

本作では、上述した売店や車の修理など、給油以外の仕事もさまざま用意されている。そのひとつとして今回追加されたのが、洗車要素である。クエストにてガソリンスタンドがレベル4に達した時点で洗車場がアンロックされる。すでに要件を満たしている場合は、現在進行中のクエストを完了すると利用可能になるとのこと。


トレイラーでは、お客の車にこびりついた泥汚れを、高圧洗浄機を使って落としていく様子が確認できる。高圧洗浄機には、水圧は強いが噴射範囲が狭いモードと、逆に水圧は弱いものの広範囲に噴射できるモードの2種類があり、上手く使い分けることが重要だそうだ。

洗車場の導入に伴い、地下には下水道エリアも追加されている。ここには洗車のための送水ポンプが設置されており、フィルターが詰まって水が出なくなった際などにメンテナンスに訪れることになる。また、秘密のエリアもいくつか隠されているとのこと。洗車場には5段階のアップグレードが用意されており、最終的には日本のガソリンスタンドでもよくみられる全自動洗車機を導入できる。アップグレードするにしたがって、メンテナンスの負担も軽減していくという。

今回のアップデートに際し開発元DRAGO entertainmentは、“皆が待ち望んでいた”洗車要素が追加されたとコメント。確かにガソリンスタンドには洗車場は付き物ではあるが、同スタジオが意図するところはそれだけではないかもしれない。

高圧洗浄機を使って汚れを落としていくゲームプレイというと、FuturLabが手がけた『PowerWash Simulator』が大きな人気を得ている。まだSteamにて早期アクセス配信中ながら、ユーザーレビューでは実に97%が好評とする「圧倒的に好評」を獲得。こちらは車だけでなく、家から遊園地まであらゆるものの汚れを落としていく作品だ。やることはシンプルながら、汚れを吹き飛ばす気持ち良さなどが多くのファンを惹きつけている。

『Gas Station Simulator』の洗車要素は、ガソリンスタンド経営に上手く組み込むかたちで、同作と同じような爽快感ある楽しさをプラスするものになるといえそうだ。開発元が実際に『PowerWash Simulator』を意識したのかどうかは不明だが、本作に大きな魅力が加わったことは間違いないだろう。

『Gas Station Simulator』は、PC(Steam)向けに配信中だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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