大規模都市建設シム『Highrise City』Steamにて1月27日からプレイテスト実施、参加者募集中。経済を回して巨大都市へと発展させる

Deck13は1月20日、パブリッシャーのDeck13は1月20日、Fourexo Entertainmentが手がける都市建設シミュレーションゲーム『Highrise City』について、PC(Steam)にてプレイテストを1月27日から実施するとし、参加者の募集を開始した。リソース管理によって経済を回しながら都市開発をおこなう。

パブリッシャーのDeck13は1月20日、Fourexo Entertainmentが手がける都市建設シミュレーションゲーム『Highrise City』について、PC(Steam)にてプレイテストを1月27日から実施するとし、参加者の募集を開始した。

『Highrise City』は、リソース管理によって経済を回しながら都市開発をおこなう作品だ。各種施設の建設にはお金に加え資源が必要であり、街に暮らす人々もまた生活にかかわるさまざまな資源を求める。都市インフラも重要な要素だ。まずは森林地帯に製材所を建設し、輸送手段も確立して材木を供給。レンガや鉄などの製造も、適切な土地を探しておこなう。そうして得た資源を元に、住宅やオフィスビル、あるいは道路などを建設していこう。

住民には一定の区画ごとに幸福度が存在し、電力や水の供給、ゴミ回収などのほか、食料や生活物資、あるいは病院や警察署、遊園地などの施設の充実度が反映される。たとえば野菜や果物を求めているなら農場を建設し、パンであれば小麦を育てて製粉し、パン工場へと送る。衣類に関しても綿花から生産することになる。必要とされる施設を建設して供給することで、住民の満足度アップに繋がると同時に、収入も得られるというわけだ。


本作では法律を設定することも可能。たとえばギャンブルを合法化すれば、カジノからの収益を期待できるが犯罪率が上がるため、警察署の追加が求められるだろう。あるいは、大気汚染を抑制する法律を制定すると、空気が綺麗で住みやすい街になる一方で、一定のコストがかかる。また、原子力発電を禁止した場合は、再生可能エネルギーでの電力供給を追求していくことになるだろう。そうしたさまざまな影響を考慮しながら法律を設定し、自分なりの街を形作っていくことができる。

本作では、ひとつの都市に最大3万棟の建物を建てることができ、住民は最大100万人。そして最大196平方kmの広さまで発展させることが可能だ。ここまで発展していく過程のなかで、一定のマイルストーンに到達するごとに新たな建物がアンロック。さらにリサーチポイントも獲得でき、スキルツリー形式で新たな技術を研究することができる。新技術を駆使することで、より柔軟かつ詳細な都市計画が可能になっていく。

本作のプレイテストは、Steamにて1月27日から2週間にわたって実施予定。ストアページにある「Highrise City Playtestに参加」からリクエストすることで応募できる。ただし参加人数は限定されており、まず100人がランダムに選ばれ、翌28日にさらに100人を追加するとのこと。寄せられるフィードバックの量によっては、さらなるプレイヤーを招待する可能性もあるとしている。プレイできるマップは1種類で、まだ開発途中の部分もあるが、本作に期待される要素の多くはプレイ可能な状態で提供されるそうだ。

『Highrise City』は、PC(Steam/GOG.com)向けに2022年配信予定。ストアページによると、日本語表示にも対応するようだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

Articles: 6792