地下鉄ホラーゲーム『Subway Midnight』家庭用ゲーム機に移植決定、2022年内配信へ。オバケ屋敷と化した車内を女の子が進む

PLAYISMは1月23日、『Subway Midnight』を家庭用ゲーム機に移植し、2022年内に配信すると発表した。『Subway Midnight』は、地下鉄をテーマにしたホラーゲームだ。

弊社アクティブゲーミングメディアのパブリッシングブランドPLAYISMは1月23日、インディー開発者のBubby Darkstar氏が手がけたホラーゲーム『Subway Midnight』を家庭用ゲーム機に移植し、2022年内に配信すると発表した。具体的な対応プラットフォームは未定。
 

 
『Subway Midnight』は、地下鉄をテーマにしたホラーゲームだ。主人公は、薄暗い地下鉄に乗り込んだ女の子。その背後から、何かおぞましい存在が迫ってくるため、逃れるように前へ前へと車両を移動していく。この地下鉄は、いわばオバケ屋敷のようになっており、幽霊らしき人々が佇んでいたり、怪奇現象が発生したり、あるいは電車内とは思えない雰囲気に一変したりしてプレイヤーを驚かせる。

車両ごとに異なる演出が用意されており、視点やビジュアルエフェクトもめまぐるしく変化。車両は約100種類収録されているという。また、次の車両への扉が閉ざされていることもあり、そこではパズル要素に挑戦。脅威が迫り来るなか、車内で必要なアイテムを探してきたり、正しい順番でスイッチを操作したりといったことが求められるのだ。さらに、車両を移動したかと思えば、まったく異なる空間へと飛ばされることも。そこでもまた新たなゲームプレイが待っている。
 

 

 
本作は、地下鉄などの環境は3Dで表現され、キャラクターなどは2Dの手描きイラスト調となっている。ホラーゲームらしいおどろおどろしい演出が豊富に用意されている一方で、キャラクターデザインを含めポップなビジュアルや演出も多彩に取り込まれていることが特徴的である。そうした車内を進んでいった先にて、プレイヤーは3つあるエンディングのひとつにたどり着くことになる。

本作は昨年10月にPC版が先行して配信。比較的短い作品ではあるが、詰め込まれた演出やアイデアは豊富。Steamのユーザーレビューでは、現時点で88%が好評とする「非常に好評」を得ている。そんな高評価作品が、家庭用ゲーム機でも展開されることが今回決定した。

Subway Midnight』は、家庭用ゲーム機向けに2022年内配信予定。具体的な対応プラットフォームは未定だ。また、PC(Steam)版は現在配信中である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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