『ファイナルファンタジーVII リメイク』謎の新映像公開。スクエニは「続編やDLC関係ではない」と補足

スクウェア・エニックスは12月16日、『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』公式サイトにて新映像を公開した。また同映像公開に際して、特設サイトもオープンされている。

スクウェア・エニックスは12月16日、『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』公式サイトにて新映像を公開した。また同映像公開に際して、特設サイトもオープンされている。


『ファイナルファンタジーVII リメイク』は、PS向けに発売された『ファイナルファンタジーVII』をベースにしながら、ゲームそのものを再創造した作品。グラフィックは最新技術を用いたフル3Dになり、ターンベースだった戦闘はアクションベースになっている。クラウドたちのミッドガル脱出までの物語を描いた作品であるが、オリジナルを丁寧になぞりつつ、独自の要素も盛り込み高い評価を獲得した。

同作は2020年4月に発売されており、同作ではミッドガル脱出までの物語が描かれた。つまるところ、ストーリーは未完結である。スクウェア・エニックスも、続編を開発していることをかねてから公言しており、続報が待たれる状況である。

新映像の内容としては、逃亡したレッドXIIIを神羅カンパニーが追うというもの。レッドXIIIは四足の“喋る獣”。正体についての言及は控えるが、ゲーム本編では、紆余曲折を経て実験サンプルとして神羅ビルに捕らわれていた。クラウドたちがレッドXIIIを助けたところで、クラウドたちの旅に加わることになる。なおレッドXIIIはオリジナル版においてはパーティーメンバーのひとりであったが、『ファイナルファンタジーVII リメイク』においてはサポートメンバーとして加わっている。

今回の映像では、そのレッドXIIIを、神羅カンパニーが捕らえようとしている。クラウドたちと出会う前にそのような脱走騒動があったのか、あるいは、クラウドたちとの合流および脱出事件を指すのだろうか。神羅はかなり悠長に報道番組にてレッドXIIIの捕獲を呼びかけているが、一体どのような状況なのか気になるところ。

スクウェア・エニックスは同映像について、「近日公開予定のキャンペーンの一環となります」としている。また『ファイナルファンタジーVII リメイク』公式Twitterアカウントは、今回の映像公開からしばらくした後に映像を再投稿。新たに「本映像は近日公開予定のキャンペーンの一環となります。続編やDLCに関するものではございません」と追記している。ファンが期待するものではなさそうだ。


とはいえ、『ファイナルファンタジーVII リメイク』の続報に飢えているユーザーも多く注目を集めている様子。続編やDLCに関するものではないと補足されたものの、近日公開キャンペーンには注目が集まりそうだ。

なお『ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード』については、PC向けのEpic Gamesストア版が本日発売される。価格は税込9878円。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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