次世代大規模TPS『ARC Raiders』正式発表。『BF』元開発者らが手がける、基本プレイ無料の協力型シューター

Embark Studiosは12月10日、「The Game Awards 2021」にて『ARC Raiders』を正式発表した。基本プレイ無料タイトルとしてリリースされる。

Embark Studiosは12月10日、「The Game Awards 2021」にて『ARC Raiders』を正式発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S。発売時期は2022年。基本プレイ無料タイトルとしてリリースされる。同作は断片的に情報が公開されてきたが、今回正式な発表に至っている。


『ARC Raiders』は、三人称視点の協力型シューターだ。舞台となるのは、とある惑星。この惑星は宇宙から押し寄せるロボット軍団ARCの脅威におびやかされていた。プレイヤーはARCと戦うレジスタンスのレイダーズとして、戦う。人類に必要なのは、個々の頑張りではなく団結。他プレイヤーと協力しながらロボット軍団に打ち勝つのだ。それぞれ特色の異なるレイダーから1人を選び、手を取り合って戦おう。

公開された映像では、壮大なフィールドにて人々が入り乱れながらロボットを銃撃している。しかし攻めるばかりではなく、夜の森にてロボットの偵察から身を隠したり、空爆から逃れたりと、防戦を強いられることもあるようだ。巨大なロボットと対峙し大きなジャンプにより飛びかかったりと、ダイナミックな戦闘シーンも収められている。


Embark Studiosは、かつてDICEのCEOでもあったPatrick Söderlund氏が立ち上げたスタジオ。Rob Runesson氏などを含めた元DICEのメンバーを引き連れて2018年11月に独立し同スタジオを設立。2020年11月時点で、スタッフを200人以上抱えるなど規模拡大が続けられていた。なおEmbark Studiosは現在ネクソンの子会社である。

Söderlund氏はかねてから、大規模な協力型のTPSを開発中であることを公言していた。それが『ARC Raiders』だったというわけだ。本作のゲームエンジンは、当然DICEのFrostbiteではなくUnreal Engineが採用されているが、たしかに戦場のダイナミックさにおいては、DICEの代名詞ともいえる『Battlefield』シリーズを彷彿とさせるだろう。対応プラットフォームはPCとPS5/Xbox Series X|Sと次世代機にフォーカスが当てられている。次世代タイトルとしての、リッチなビジュアルやゲームプレイが楽しめそうである。

ARC Raiders』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに、基本プレイ無料タイトルとして2022年配信予定だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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