ホラーアクション『野狗子: Slitterhead』発表。『サイレン』の外山氏らが手がける新作は、アジアが舞台の異形モンスターホラーに

ホラーアクション『野狗子: Slitterhead』発表。『サイレン』の外山氏らが手がける新作は、アジアが舞台の異形モンスターホラーに。野狗子の読みは「やくし」。人に非ざる異形のモンスターが登場するダークホラーな世界観をもち、謎の力を操る人間たちとの死闘を描く作品だという。

Bokeh Game Studioは12月10日、アクションアドベンチャーゲーム『野狗子: Slitterhead』を発表した。対応プラットフォームや発売日は未定。同スタジオは、『サイレン』や『GRAVITY DAZE』シリーズなどを手がけたことで知られる外山圭一郎氏らが昨年設立。本作は、その第1弾作品となる。


『野狗子: Slitterhead』(野狗子の読みは「やくし」)は、アジアの世界を舞台にするアクションアドベンチャーゲームだ。ゲーム内容の詳細はまだ明かされていないが、人に非ざる異形のモンスターが登場するダークホラーな世界観をもち、謎の力を操る人間たちとの死闘を描く作品だという。

公開されたティザートレイラーでは、普通の一般人がモンスターへと変貌。警察が出動するなど、街が混乱に陥っている。モンスターは、人間を一瞬にして真っ二つに切り裂いており、かなり強敵であると同時に、ゴア表現も強烈なものになることがうかがえる。そして、モンスターに立ち向かう人も登場。血を集めて剣にして戦うような描写がみられ、どのようなゲームプレイになるのか興味深い。


Bokeh Game Studioは、先述した外山氏や、『人喰いの大鷲トリコ』などに携わった佐藤一信氏、『GRAVITY DAZE』シリーズなどのリードゲームデザインを担当した大倉純也氏らが共同で設立。外山氏のソニー・インタラクティブエンタテインメント退社とあわせて話題となった。そして本作の開発には、『ブレス オブ ファイア』シリーズなどで知られるキャラクターデザイナー吉川達哉氏や、『サイレントヒル』シリーズなど多数の作品に楽曲提供している山岡晃氏も参加しているという。本作の発表に際して外山氏は、以下のようにコメントしている。

今回、Bokeh Game Studioが総力を上げて取り組んでいる初回作品のティザートレーラーを公開させていただきました。まだ詳細は明かせませんが、新しいIPで、様々な新しいアイデアが込められたエンターテインメント作品となりますので、短い映像ではありますが、あれこれ想像いただけたらと思います。

プロジェクトは規模的にAAAタイトルといったものではありませんが、全体を俯瞰しつつテンポ良くゲームを追及できる、バランスの取れた制作体制を作る事が出来たと感じています。発売まではしばらくお時間をいただくことになりますが、それまでの間も、ファンの皆様とより密な関係を築いていきたいと考えております。主にSNSを通じて、制作過程や開発スタッフの紹介など、様々なコンテンツを配信していきますので、注目し続けていただけると幸いです。

『野狗子: Slitterhead』の対応プラットフォームや発売日は未定。Bokeh Game Studioの公式Twitterアカウントでは、今後外山氏のコメント映像を公開予定とのことだ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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