魔法使いの塔管理防衛ゲーム『Ankh Tower』発表。塔を増築し、屋上の聖なるシンボルを守り抜け
デベロッパーのDreamWay Gamesは12月2日、塔建設戦略ゲーム『Ankh Tower』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年配信予定。ゲーム内は日本語表示に対応予定のようだ。
『Ankh Tower』は、ダークファンタジーの世界を舞台にする戦略ゲームだ。プレイヤーは魔法使いとして、塔の屋上に設置された聖なるアンクをモンスターから守る役目を担う。本作には昼夜のサイクルがあり、夜になるとモンスターが襲来。塔の1階部分を攻撃してくる。そして破壊されるとフロアが押し潰され、結果としてアンクが地上に近づき危険にさらされることとなる。そのため、塔を上へ上へと増築しながら戦うのだ。
建設できる塔のフロアには、それぞれ攻撃や防御、あるいは魔法や資源といった特性があり、たとえば攻撃用のフロアを建設すると、モンスターを自動で攻撃する武器を設置したり、兵士をリクルート可能。魔法については、火と氷という2種類の属性のみとなっている。この相反する属性により、フロアから主人公、モンスターまで、あらゆるもののダメージと耐性に影響を与える。
バトルにおいては、自動で敵を攻撃するシステムを構築・強化。さらにプレイヤー自身もアクションをおこなえる。使い切りの巻物で魔法攻撃を繰り出したり、1階の外壁にバリケードを築いたり。そして夜が明けるとモンスターの攻撃が止み、次の夜に備えて、体力を回復させたり塔を修復したりといった作業に追われることとなる。
モンスターと戦うなかでは、各フロアから資源を獲得可能。その集めた資源を、守りを固めるために使うのか、あるいはさらにフロアを増築するために使うのか、そしてどの種類のフロアを増築すべきなのかといった判断が求められる。増築をおこなうと、既存のフロアに新たな要素が追加されることもあるという。なお、フロアの増築はアンクの力を用いておこなう模様。このアンク自体もアップグレード可能となっており、戦略の選択肢の拡大に繋がるそうだ。
新たな夜が訪れるたびにモンスターの攻撃はより激しくなっていき、定期的にボスも現れる。トレイラーから察するに、ボスは屋上のアンクに直接攻撃を仕掛けてくることがあるようだ。アンクは何としてでも守らなければならない存在であるため、直接プレイヤーが屋上に向かって防衛することになるのだろう。そして、本作はパーマデス制を採用しており、死ぬとすべてを失って最初からやり直しとなる。
『Ankh Tower』は、PC(Steam)向けに2022年内に配信予定。Steamのストアページによると、ゲーム内は日本語表示にも対応するようだ。本作については、体験版が近く配信予定とのこと。興味のある方は、ウィッシュリストに入れておくと良いだろう。