オープンワールド狩りゲーム『The Axis Unseen』発表。元『Fallout』開発者が手がける、次世代ヘヴィメタルファンタジーハント

Just Purkey Gamesは12月3日、次世代ヘヴィメタルファンタジーハンティングゲーム『The Axis Unseen』を発表した。『The Axis Unseen』を手がけているのは、近年のBethesda Game Studios作品の世界観構築に貢献したクリエイターだ。

ゲームスタジオJust Purkey Gamesは12月3日、『The Axis Unseen』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)。本作の開発にはUnreal Engine 5が使用されているという。


『The Axis Unseen』は、オープンワールドハンティングゲームだ。広大な自然の中で暮らしながら、民族伝承の動物たちの足跡を追い、姿を捉えて矢を放つ。放った矢によって出た血痕を辿り獲物を仕留めるのだ。幻想と現実が混じる世界で、プレイヤーは狩人となる。

狩りをする中では、プレイヤーも成長していく。素材を使って矢を強化したり、新たな種類の矢を開発したりしよう。また強化によって感覚すら研ぎすますことが可能。匂いや温度も感じ取れるようになっていく。全神経を使って狩りをするのだ。動物たちによっては獰猛なものもおり、危機管理能力も必須。また夜になればさらなる危険が舞い込む。日が暗くなってくれば小屋に逃げ込もう。この世界では狩ることがあれば、狩られることもある。


『The Axis Unseen』を手がけているのは、Nate Purkeypile氏による個人スタジオJust Purkey Games。Nate Purkeypile氏は、2007年から14年間Bethesda Game Studiosに在籍していたベテランアーティスト。『Fallout 3』をはじめ、『Fallout 4』や『The Elder Scrolls V: Skyrim』などでワールドアーティストを務めた。『Fallout 76』ではリードアーティストを担当するなど、近年のBethesda Game Studios作品の世界観構築に貢献したクリエイターだ。2021年4月に同社を退職。そこから、ひとりで新たなゲームを開発している。

『The Axis Unseen』は、前述したようなファンタジーな世界観や狩りゲームとしての特色を見せるだけでなく、プレイ中にヘヴィメタルがかかる点もユニーク。ポストメタルバンドISISでも活躍するBryant Clifford Meyer氏が本作のゲーム楽曲を提供しているという。ゲームコンセプトについても、「Unreal Engine 5を使って、ダークファンタジーで、ヘヴィメタルなオープンワールド一人称視点ハンティングゲームを作ってみたらどうなるか」という疑問に答えるものになるのこと。なかなかのごった煮感である。トレイラーでは、ファンタジーでありながら荒涼とした美しい世界が映し出されており、Purkeypile氏のこれまでの経験が存分に生かされていそうだ。


『The Axis Unseen』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)向けに発売予定だ。

Ayuo Kawase
Ayuo Kawase

国内外全般ニュースを担当。コミュニティが好きです。コミュニティが生み出す文化はもっと好きです。AUTOMATON編集長(Editor-in-chief)

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