「ドラゴンボール」非対称型アクション『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』ゲームプレイ初披露。基本のゲームの流れから神龍を呼び出す要素なども公開
バンダイナムコエンターテインメントは11月27日、『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』のゲームプレイを披露する“世界最速配信”を、ゲストに狩野英孝さんを迎えて放送した。クローズドベータテストの実施を12月に控え、本作の試合の流れを最初から最後まで通して紹介する内容となっている。
本作は、「ドラゴンボール」の世界観をベースにした非対称型オンライン・アクションゲームだ。プレイヤーは、セルやフリーザといった強力なキャラクターであるレイダー1人と、一般市民であるサバイバー7人に分かれて対戦。レイダー側は、サバイバーを殲滅することを目指し、サバイバー側はタイムマシンにてフィールドから脱出することが目標となる。
放送にて狩野さんは、まずサバイバーとしてプレイ。サバイバー側のプレイヤーは、フィールド内に散らばる起動キーを一定数設置し、そしてフィールド中央に出現する起動システムにて超タイムマシンを起動させることを目指す。フィールド内ではさまざまなアイテムを入手でき、たとえば起動キーの位置を特定するレーダーを発見できることもある。サバイバーたちはレイダーの脅威を避けながら、協力したり役割分担したりしながら起動キーを各エリアに設置していくのだ。
サバイバーは戦闘力5しかなく非力だが、チェンジパワーを集めるとドラゴンチェンジし、一定時間だけ超戦士の力を得られる。より高いレベルでドラゴンチェンジすることで、レイダーにも対抗可能だ。放送では、起動作業中の超タイムマシンをレイダーのセルから防衛するため、狩野さんがベジータの力を発動。しかし、最終進化形態になっていたセルには敵わず、超タイムマシンを破壊されてしまう。ただ本作には、緊急脱出用のタイムマシンも存在。狩野さんは、そちらを呼び出して脱出することに成功している。
次に狩野さんはレイダーであるセルとしてプレイ。レイダーはプレイを通じて進化していくことが特徴で、ゲーム開始時のセルは幼虫である。そしてサバイバーや民間人NPCを吸収してゲージを溜め、次の形態に進化していく。時間経過によっても僅かずつゲージが上昇するとのこと。近くにいる民間人の声に耳をすませたり、スキルにてサバイバーの気を感じ取ったりして追跡しよう。なお進化を果たした際には、任意のエリアをまるごと破壊し、プレイエリアを縮小させることとなる。
レイダーは圧倒的なパワーとスピードを誇り、狩野さんはサバイバーを次々に撃破。そして超タイムマシンの起動システムの破壊にも成功するが、最後のひとりとなったサバイバーに、緊急脱出用タイムマシンの使用を許してしまった。それでも、多くのサバイバーを倒し、超タイムマシンの起動も阻止できたことからボーナス加点を得る結果となっている。一方のサバイバー側としても、最後まで諦めず脱出を目指すことでボーナスを得られるわけだ。
最後に狩野さんはふたたびサバイバー側となり、今度はサバイバースキンを装備しウーロンになりきってプレイしている。サバイバースキンの各キャラクターには固有スキルが存在し、ウーロンは周囲のオブジェクトに変身可能だ。また同プレイでは、仲間のサバイバー(開発者)に譲ってもらったドラゴンボールにて神龍を呼び出している。
フィールド内には計7個のドラゴンボールが存在し、すべて集めて祭壇に置くと神龍を呼び出せるのだ。神龍が叶えてくれる願いは、自分のチェンジレベルを最大の4にするか、サバイバー全員のチェンジレベルを1段階上げるかの2択。狩野さんは前者を選択し、悟空そのものへの変身を遂げている。
超戦士自身になれるチェンジレベル4に到達するには神龍の力が必須であり、最終進化形態のレイダーと同等の力で対抗できる唯一の手段となる。なお、レイダーも神龍に願いを叶えてもらうことができる。その場合は、進化レベルを1段階上げるか、通常回復できない体力を回復させるかの2択となる。サバイバー側は、神龍を呼び出す際にもレイダーを警戒しなければならない。
放送では、一般市民の声やレイダーの飛行音など、音から得られる情報が重要な要素となっているとのヒントも語られた。また狩野さんは、「戦闘力5のまだ見ぬキャラクターだからこそ、本当に自分がドラゴンボールの世界に入った感じがする。やり込みたくなる」とコメント。開発陣も、最初は戸惑う部分もあるかもしれないが、やり込むほどに上達が感じられる作品であると述べていた。
『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』は、PC(Steam)/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに2022年発売予定。そして12月4~5日にかけては、4回に分けてクローズドベータテストがPC版にて実施予定だ。11月30日23時59分まで参加者の募集がおこなわれているため、興味のある方は応募してみてはいかがだろうか(関連記事)。