怪獣ストラテジー『Kaiju Commander』発表、日本語対応。悪の企業として怪獣を育て、破壊活動による世界征服を目指す
Gameparic/Games Incubator/PlayWayは11月26日、ストラテジーゲーム『Kaiju Commander』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、発売日は今のところ明かされていない。なお本作はSteamストアページによれば、日本語表示に対応するようだ。
『Kaiju Commander』は、怪獣を生み出し、世界征服を目指すストラテジーゲームだ。プレイヤーは悪の企業として発展し、世界に対する影響力を強めていく。まずは、海底にいくつかの基地を建設しよう。異なる場所に基地を建てることで、世界地図上の複数の場所に攻撃をしかけることができるようになる。また基地の広範なシステムにより、異なるタイプの怪獣を育てることが可能だ。ほとんどの場合、基地は見つけることが困難な場所に建てられる。とはいえ、敵はつねに基地や怪獣の破壊を狙っているため、油断は禁物だ。
怪獣を育てる前に必要となるのが、資源の収集だ。基地の位置する場所によって、多かれ少なかれさまざまな資源を獲得することができる。これらを集めることで、指令本部を拡張し発展させることができるのだ。基地間でバランスよく資源を引き出し、交換することが、本部の発展にとって重要な鍵となるだろう。
怪獣を生み出すには、DNAコードを変換し、さまざまな破壊の力を手に入れることが必要だ。くわえて、怪獣には生まれながらの性質だけでなく、特別な装備で武装させることにより、さらに戦闘力を増強することができる。とはいえ怪獣はつねに周囲を破壊したがっているため、簡単にコントロールすることはできない。敵に怪獣を送り込み、ミッションを遂行させることで怪獣たちを満足させよう。正しく怪獣の面倒を見れば、それだけ献身や忠誠心を得ることができる。
基地を発展させ、怪獣を強力にしていくことで、世界の特定地域に対する支配力が強まっていく。支配力が強まるほど、プレイヤーの企業はより大きな影響力を世界にもたらすことができるのだ。海をまたぐ複数の基地を建設し、マップからターゲットとなる地域を選択。そして怪獣を送り込んで破壊活動に勤しむ。これを繰り返すことで、最終的には悪の企業による世界征服をなしとげるのだ。
『Kaiju Commander』を開発するのは、デベロッパー/パブリッシャーのGameparic。シミュレーションやストラテジーゲームを数多く手がけるスタジオで、リゾート地のリノベーションを目指すシミュレーション『Lake Resort Flipper』や、古代ラテンアメリカを舞台にした都市建設ストラテジー『El Dorado: The Golden City Builder』などを並行して開発している。『Kaiju Commander』でも、そうしたゲームの開発力が活かされることだろう。
『Kaiju Commander』はSteamにてPC向けに発売予定。リリース日については後日発表とされている。