巨大メックバトルRPG『Wolfstride』Steamにて12月7日配信へ。バイトしてパーツをカスタマイズし、ターン制戦略バトルに挑め
パブリッシャーのRaw Furyは11月17日、OTA IMON Studiosが手がけるメックバトルRPG『Wolfstride』を、12月7日に配信すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Wolfstride』は、カウボーイと呼ばれる巨大ロボットで戦うRPGだ。主人公は、パイロットのナイフ・レオパルド、メカニックのデューク、マネージャーのドミニク・シェードの3人だ。彼らはかつて犯罪仲間だったが、転機を求めてふたたびチームを組むこととなった。本作の世界でもっともメジャーなスポーツ「ジャイアントメカバトル」の大会に参戦するためだ。
本作では、3人の主人公がそれぞれの役割をこなすことになる。舞台となるレインシティにはいくつかのエリアが存在し、デュークの自宅がロボットの格納庫である。ここでは試合に向けたロボットの装備パーツのカスタマイズや、ダメージを受けた箇所の修理、特定のスキルの強化などが可能。そして、試合ではナイフの出番となる。
ジャイアントメカバトルはターン制を採用。プレイヤーや対戦相手のロボットは、頭部や左右の腕、胴体部分などのパーツにそれぞれHPやアーマーのステータスが存在し、最終的に相手の胴体部分を破壊できれば勝利だ。画面下に7つ並んでいるタイルは両者の位置関係を表しており、MPを消費して移動。そして接敵すればAPを消費して戦う。
APは攻撃・防御いずれをおこなう場合も消費し、ターン終了後に回復。攻撃スキルにはパンチや射撃などがあり、ダメージ以外の効果が備わっているものもある。また銃の場合は弾数の概念があり、防御スキルによってリロード可能だ。さらに、ターンを終了するたびにゲージが溜まり、満タンになると修理スキルを利用できる。
タイルによってはボーナスダメージを得られる場所があり、相手を端に追い詰めるかたちになればさらに大きなボーナスダメージが追加される。また、相手がいるタイルに移動すると、MPを多く消費するが相手を後退させることも可能。攻撃スキルにも、同じくタイル上でノックバックさせられるものが存在する。勝利するためには、タイル上でのポジション争いの戦略も重要というわけだ。
試合の合間には、先述したロボットの修理などのほか、アップグレードもおこないたい。ただし、何をするにもお金がかかるため、今度はマネージャーのドミニクが汗を流すこととなる。レインシティではさまざまな住民と交流でき、そのなかでは仕事を請け負えることも。試合で賞金を得ることもできるが、バイトミニゲームをこなせば、さらにお金を稼げるのだ。そして、ショップを営む住民から新たなパーツなどを購入し、次の試合に備えることとなる。
『Wolfstride』は、PC(Steam)向けに12月7日配信予定だ。Steamでは体験版が配信されているため、興味のある方はまずこちらを試してみると良いだろう。