ダイス&デッキ構築ストラテジー『Astrea: Six-Sided Oracles』発表。ランダムな出目を駆使してリスクとリターンを見極めよ

Akupara Gamesは10月20日、『Astrea: Six-Sided Oracles』を発表した。『Astrea: Six-Sided Oracles』は、ダイスでデッキを構築するゲームだ。

パブリッシャーのAkupara Gamesは10月20日、ダイス&デッキ構築ストラテジー『Astrea: Six-Sided Oracles』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。リリース時期は未定で、Steamストアページによれば日本語表示に対応するという。 
 

 
『Astrea: Six-Sided Oracles』は、ダイスでデッキを構築するゲームだ。はるか昔、世界は神秘の星の力により治められていた。星の祝福を受けた弟子たちは「六面のオラクル」と呼ばれ、天体の力をレリックに封じ込める力をもっていた。しかしあるとき、「暁紅の大変動」と呼ばれる災厄が起こり、恒星系は破滅。星の弟子たちは姿を消し、その創造物は世界に散らばってしまう。それから数十億年という月日が流れ、若き子孫たちは不思議な声に目を覚ます。導かれた彼らは、失われた伝説のレリックや初代の弟子たちなどについて記された書物を発見。新たな世代のオラクルとなった彼らは、恒星系を救うための旅に出ることとなる。 

本作にてプレイヤーは、6人のオラクルのうちの1人となり、デッキを利用して敵と戦うこととなる。しかしデッキを構成するのはカードではない。ランダムに出目が変化するダイスを複数組み合わせて、手持ちのデッキを構築するのだ。ダイスは安全性の高いもの、バランスのとれたもの、リスキーだが強力なものなど、複数の種類が存在。数百種類以上存在するダイスを組み合わせ、自分のスタイルに合ったデッキを作り上げることができる。 
 

 
また本作には、「浄化」と「堕落」の二つの要素が存在するという。敵を浄化することで鎮めたり、自らを堕落させることで形勢を一変させる能力を解き放ったりすることができるとのことだ。戦闘ではリスクとリターンのシステムを見極める必要があるといい、戦略的な立ち回りが求められそうだ。また、オラクルには護衛となるセンチネルも同行している。センチネルには個性があり、堕落を嫌ったり、真似することを好んだり、それぞれ傾向があるようだ。味方となるセンチネルの特性に合わせた戦い方も必要となるのだろう。 

敵やボスを突破すると、アップグレードを入手することが可能。新しいダイスを獲得できたり、キャラクターの強化を受けたりすることができるという。また、オラクルは星の祝福を受けることができる。具体的には、さまざまな恩恵をもたらすパッシブ効果を取得できるようだ。トレイラーでは、さまざまな星座のモチーフとなった祝福を選択する様子が見られる。どの効果を選ぶかによっても戦略は様変わりするだろう。また、6人いるオラクルのそれぞれが独自のダイスセットや能力を有しているため、プレイスタイルによって選ぶことができそうだ。 

本作を手がけるのは、ブラジルに拠点をおくデベロッパーのLittle Leo Games。これまでにはモバイルアプリとして『Super Blender』や『Tower Smash』などをリリースしてきた。PC向けゲームは『Astrea: Six-Sided Oracles』が初挑戦となるようで、リッチで美麗なビジュアルはリードアーティストのDoug氏が手がけている。ちなみに同氏は「サメのネガティブイメージを払拭すること」を目標に活動しているとのこと。『Astrea: Six-Sided Oracles』にもシュモクザメらしきキャラクターが見られ、アーティストの愛が詰まった作品となりそうだ。 
 

 
『Astrea: Six-Sided Oracles』はSteamにてPC向けに配信予定だ。リリース時期は今のところ未定。Steamストアページによれば、本作は日本語表示に対応するとのことだ。 

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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