非対称対戦ホラー『Propnight』発表、オープンベータテスト開始。あらゆる“物に変身”しながら、キラーの追跡をかわせ

パブリッシャーのMYTONAは10月16日、『Propnight』を発表した。『Propnight』は、非対称サバイバルホラーゲームに、プロップハント要素を組み合わせた対戦ゲームだ。

パブリッシャーのMYTONAは10月16日、FNTASTICが手がける非対称対戦ゲーム『Propnight』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、12月1日配信予定。また、現在オープンベータテストが実施されている。
 

 
『Propnight』は、非対称サバイバルホラーゲームに、プロップハント要素を組み合わせた対戦ゲームだ。とある田舎町にて、子供たちが行方不明になる事件が相次いでいるという世界観のなか、本作では囚われた子供であるサバイバー4人と、子供たちを狩るキラー1人に分かれて対戦する。

制限時間は1ゲームにつき5分。サバイバー側のプレイヤーは、マップ内に計7つ設置されたPropmachineと呼ばれる装置のうち、5つを修理してステージから脱出することを目指す。修理中にはスキルチェックが複数回発生し、ひとつ修理するたびに制限時間が2分加算。また、後述する拘束されたサバイバーを救出した場合には30秒加算される。なお救出してもらえるのは、ひとりあたり2回までとなっている。

一方、キラーとなったプレイヤーは、サバイバーを追跡してはひとりひとり狩り、マップ内に点在するHypnochairと呼ばれる椅子に拘束して、装置の修理および脱出を妨害する。キラーはクールダウン制のアビリティをもっており、たとえば装置や拘束椅子に呪いをかけてサバイバーによる修理や救出を遅らせたり、特定のサバイバーを追い続けているあいだは徐々に移動速度が上がったり、1方向だけではあるが飛行して素早く移動したりといったことが可能だ。
 

 

 
本作の大きな特徴として、サバイバーは“物に変身できる”ことが挙げられる。小さな瓶から大きなドラム缶まで、周囲に存在するあらゆるオブジェクトに変身できるのだ。これが先に触れたプロップハント要素である。たとえば『Call of Duty』シリーズのマルチプレイモードにも似たものがあり、体験したことがある方もいるだろう。キラーの目をくらますことに繋がり、また変身したまま移動することもできる。

このほか、サバイバーは装置の修理にてスキルチェックを成功させたり、仲間を救出したり、あるいはマップ内で発見したりといったかたちでコインを入手可能。コインは、マップに点在するアイテム箱を開けるために使用できるようだ。入手できるアイテムには、自身や仲間の体力を回復させる救急キットや、脱出扉を通常より速く開けられるようになる鍵などが存在する。
 

 
『Propnight』は、PC(Steam)にて12月1日配信予定だ。また現在、10月18日までの期間限定でオープンベータテストが実施中。Steamのストアページにある「Propnight Public Testに参加」から「アクセスをリクエスト」をクリックすると、ベータテストに招待される。興味のある方は参加してみてはいかがだろうか。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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