横スクロールSTG『グレイランサー』10月15日に配信へ。メサイヤのメガドライブ作品が現行コンソールに登場

 

パブリッシャーのRatalaika Gamesは10月6日、シューティングゲーム『グレイランサー(Gley Lancer)』を、10月15日に配信すると発表した。対応プラットフォームはNintendo Switch/PlayStation 4/Xbox One。価格は6.99ドルとのことなので、日本では780円程度になるだろう。
 

 
『グレイランサー』は、日本コンピュータシステムが開発し、メサイヤから1992年にメガドライブ向けに発売された横スクロール・シューティングゲームだ。これまでにはPC/Wii(バーチャルコンソール)版もリリースされており、今回現行機向けにふたたび移植される。

本作にてプレイヤーは、訓練学校を卒業したばかりのパイロット・ルーシアとなり、試作段階の最新鋭戦闘機グレイランサーにてエイリアンと戦う。グレイランサーには2つのガンナーが装備され、ムーバーと呼ばれる要素と組み合わせることとなる。

ガンナーには、ツイン・レーザー・バウンド・バーナー・スプレッド・5WAY・セイバーといった性能の異なるショットを割り当てることができ、一方のムーバーはガンナーのフォーメーションにあたる。合わせて49種類の組み合わせがあり、自分好みにカスタマイズしてステージに臨むのだ。なお、本作には難易度選択機能も用意される。
 

 

 
ドット絵で描かれるアニメ調のカットシーンと物語も、本作の魅力のひとつだろう。本作の舞台となるのは、宇宙暦2025年の世界。主人公ルーシアは、叔父が艦長を務める地球連邦軍第2艦隊所属の攻撃空母エアリエルにて、パイロットの任に就いていた。この世界では、地球連邦軍がエイリアンの攻撃を受けており、そのなかでルーシアの父であるケンの乗る第1艦隊指揮艦オベロンが、エイリアンの特殊攻撃によって別空間へ転送されてしまう。これを受けルーシアは、罪に問われることを覚悟して、父親の救出に向かったのだった。

販売元Ratalaika Gamesによると、『グレイランサー』の現行機への移植については、これまでファンから絶え間なく要望が寄せられていたそうで、それが今回のリリースに結びついたようだ。移植においては、現代的な操作性への対応や、アクセシビリティ機能の追加、また新たにカットシーンの英語対応もおこなったとのこと。
 

 
『グレイランサー(Gley Lancer)』は、Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに10月15日配信予定だ。なお、Nintendo Switch版のストアページはすでに日本でも公開されているが、PS4/Xbox One版の国内リリースについては現時点では不明である。