ドラマティックシューティング『式神の城2』PC/Nintendo Switch版発表。全ステージの敵配置を刷新した新モードを収録

株式会社コスモマキアーと株式会社KOMODOは9月24日、ドラマティックシューティングゲーム『式神の城2』のPC(Steam)版を、ゲームブランド「DEGICA GAMES」を通じて今年12月に配信すると発表した。Nintendo Switch版についても同時開発中。

株式会社コスモマキアーと株式会社KOMODOは9月24日、ドラマティックシューティングゲーム『式神の城2』のPC(Steam)版を、ゲームブランド「DEGICA GAMES」を通じて今年12月に配信すると発表した。また、本作のNintendo Switch版についても同時開発しているとのこと。

本作は、2003年にアーケードで稼働したシューティングゲームだ。オリジナル版はアルファ・システムが手がけ、その後家庭用に移植。そして今回リリースされるPC/Nintendo Switch版は、コスモマキアーが開発を担当している。


『式神の城2』では、7人(+1?)のキャラクターたちから選択しプレイ。収録ステージは各3部構成の全5種類で、プレイヤーは通常攻撃・式神攻撃・特殊攻撃の3種類の攻撃方法を駆使して敵やボスを撃破していく。各攻撃方法はキャラクターによって性能が異なる。また、敵や敵弾との距離を詰めて撃破するとボーナスを得られる、テンションボーナスシステムが用意されている。

ゲームプレイを通じては、2006年の東京上空に突如現れた「ねじれた城」に納められた、神狩りの武具をめぐる物語が展開。シューティングゲームではあるが、キャラクターごとに用意された独特なバックグラウンドが複雑にからみ合う、フルボイスでのストーリーが特徴のひとつとなっている。本作はローカル2人同時プレイに対応し、使用キャラの組み合わせによってまったく別のストーリーが展開していく。


今回移植を担当したコスモマキアーのディレクター永木映彦氏によると、本作はリメイクやリマスターではなく、オリジナル版当時のソースコードをそのまま移植しているとのこと(ファミ通)。一方で追加要素も用意されており、まず全ステージの敵配置を刷新した「ニューエントリーモード」が実装。オリジナル版のディレクターを務めたアルファ・システムの須田直樹氏が、自らアレンジを担当したそうだ。難易度は高いという。そして、1Pプレイでキャラクターを切り替えられる「ドラマティックチェンジモード」も用意される。2Pプレイと同じデモを見ることができるモードだ。

『式神の城2』は、PC(Steam)向けに12月配信予定。Nintendo Switch版の発売時期は、現時点では正式には発表されていない。なお、Steamでは体験版が本日から配信開始している。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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