ポーション製造・経営シム『ポーション・タイクーン』発表。従業員を雇い製造ラインを自動化させ、ポーションビジネス拡大を目指せ

Daedalic Entertainmentは9月9日、『ポーション・タイクーン(Potion Tycoon)』を発表した。『ポーション・タイクーン】では、ポーション屋を開き、ポーションをお客に販売しながらビジネスを成長させていく。

パブリッシャーのDaedalic Entertainmentは9月9日、Snowhound Gamesが手がけるポーション製造・経営シミュレーションゲーム『ポーション・タイクーン(Potion Tycoon)』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年初頭に早期アクセス配信を開始する。


『ポーション・タイクーン』にてプレイヤーは、魔法が存在する王国にてポーション屋を開き、ポーションをお客に販売しながらビジネスを成長させていく。ポーションは、回復や召喚、透明化など多数の種類が存在し、材料の成分をさまざまな方法で組み合わせることで作り分けることができるという。材料となるのは魔法の植物やキノコのような菌類などで、それらを自ら栽培したり、取引にて入手したりする。

ポーション屋では従業員を雇い、あらゆる仕事を任せることができる。たとえば上述の材料については、新しい成分のものを探し求めて、探検隊として世界中に派遣することも可能。そうすることで、新たなポーションを研究し、レシピを試すことに繋がる。

ほかにも、材料の運搬から瓶詰めまでの一連の製造ラインでの作業を割り当てて、ポーション製造を自動化していくのだ。従業員にはレベルの概念が存在し、レベルアップするとビジネスの効率もアップ。多くの従業員をいかに効率良く働かせるかが、お店を発展させるカギとなるだろう。


ポーションの製造作業に必要な設備などを追加し、お店を拡充していくことはビジネスの成長には欠かせない。また、お店は製造設備以外のカスタマイズも可能なようで、素敵な家具を配置したり良い香りを漂わせたりすることで、お客の財布の紐が緩むことがあるそうだ。本作には、販売するポーションの容器をデザインする要素もあるそうで、これもお客の注目を集めることに繋がるのかもしれない。

お店にはさまざまな冒険者がポーションを求めて訪れるが、なかには特別な要望をもつVIP顧客もいる。そして、彼らの要望をこなすことができると、さらに利益を増やし、名声を獲得することにも繋がる。ただし要望に応えられないと、逆にお店の評判を落とすことになる可能性があるという。

名声は、お店のブランド価値にもかかわってくる要素だ。製造したひとつひとつのポーションへの信頼を高めていくことによって、独自のブランドを確立できる。そして名声を得ているブランドとなると、お客はプレミア価格でポーションを買ってくれるのだ。プレイヤーには、そうした価格設定の判断も求められる。


本作にはこのほか、イベントの発生や、トレンドが変化する市場シミュレーションといった要素も用意。また、ライバル会社も存在する。ライバルとは、ポーション製造に必要な最高の材料を巡って競争することもあるとのことで、ライバルの動向には常に注意を払う必要がありそうだ。

『ポーション・タイクーン(Potion Tycoon)』は、PC(Steam)向けに2022年初頭に早期アクセス配信予定。Steamのストアページによると、日本語表示にも対応する模様である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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