PS5『デス・ストランディング ディレクターズカット』ファイナル・トレーラー公開。小島監督が、新機能のワイドモードを使用し自ら編集
Kojima Productionsは9月8日、『DEATH STRANDING DIRECTOR’S CUT(デス・ストランディング ディレクターズカット)』のファイナル・トレーラーを公開した。本作は、PlayStation 5向けに9月24日発売予定。
『デス・ストランディング ディレクターズカット』は、2019年にPS4向けに発売された『デス・ストランディング』に、さまざまな追加要素を導入し、さらにPS5ならではの機能にも対応させた完全版だ。本作にてプレイヤーは、デス・ストランディングと呼ばれる現象の発生により人類が分断され、滅亡の危機にある北米大陸を舞台に、主人公サム・ポーター・ブリッジズとして世界を繋ぎ直す任務に挑む。
本作に用意された新コンテンツとしては、これまで明かされなかったストーリーの背景が感じられる追加ミッションや、徹底してハイスコアに挑戦できる訓練場、最速タイムを競えるレース場などが登場。プライベートルームでは、一度戦ったボスに何度でも挑むことが可能だ。また、高所から飛び降りた際の着地の衝撃をやわらげてくれるマニューバーユニットや、荷物を運んでくれる自動追従ロボも利用可能となる(関連記事)。
PS5のDualSenseワイヤレスコントローラーでは、ハプティックフィードバックを活かして周囲の環境や天候を体感できるという。さらに、種類の異なる武器を使ったり、荷物を運んだり、アイテムを拾ったりした際には、アダプティブトリガーの抵抗が変化する。
また、3Dオーディオで再生される効果音が追加されるほか、4K/60FPSで出力されるパフォーマンスモードと、ネイティブ4Kによるフィデリティモードの切り替えにも対応。16:9モニタに21:9でゲーム画面を表示し、擬似的にウルトラワイドな体験を楽しめるワイドモードも用意される。今回公開されたファイナル・トレーラーは、このワイドモードを使用して出力し、小島秀夫監督自身が編集したそうだ。
『デス・ストランディング ディレクターズカット』は、PS5向けに9月24日発売予定だ。PS4版『デス・ストランディング』の所有者は、1100円(税込)にてアップグレード可能である。