北欧神話サバイバル『Valheim』大型アップデート「ハース&ホーム」が9月16日配信へ。料理レシピと建築ピースを追加し、タワーシールドを強化
Coffee Stain Publishingは8月26日、『Valheim』の大型アップデート第1弾「ハース&ホーム(Hearth&Home)」を9月16日に配信することを発表した。「ハース&ホーム」では新たな料理のレシピや建築ピースが登場し、食べ物システムにも大きな変更が入る。
開発をおこなうIron Gate Studioはgamescom 2021にて、「ハース&ホーム」を紹介するショートアニメを公開した。スウェーデンのアニメーションスタジオBrikkが制作した作品だ。強大な敵「モダー」を倒したバイキングが、仲間と食事が待っている家へ帰る旅を描いている。
「ハース&ホーム」は、当初「炉床と家」と呼ばれていた大型アップデートだ。その名前から想像されるように、新しい家具や建築ピース、食べ物に関するアップデートが中心となる。Steamのニュース投稿では、新しいアイテムが紹介されている。1つは石のブロックでできたかまどのようなアイテムであり、中で薪が燃えている。もう1つは木製のオオカミの飾りのようで、屋根に飾ることができるようだ。
これまでに公開された情報によると、「ハース&ホーム」ではスパイスラックや精肉テーブル、ポットや鍋など新たなアイテムが登場し、食事のレシピも充実する。タマネギの栽培も可能になるようだ。また建築要素も拡大し、ゴールドを入れるための宝箱や鉄格子、窓ハッチといったアイテムや、ダークウッドなどの新素材も登場予定だ。
また新しいアイテムだけでなく、ゲームプレイについても大きな変更がアナウンスされている。食べ物システム、ヘルス&スタミナシステム、盾の変更を紹介するビデオがYouTubeに公開中だ。「ハース&ホーム」では食べ物が3つのカテゴリーに分割される。ヘルスを中心に強化するもの、スタミナを中心に強化するもの。ヘルスとスタミナ両方を強化するものの3つだ。
さらに食べ物システムの変更を受け、ヘルス&スタミナシステムについても変更がある。プレイスタイルに合わせてスタミナとヘルスどちらを重点的に強化するか選ぶ必要が出てくる。戦闘において火力を重視するならば、スタミナを強化。タンクの役割を引き受けるならヘルスを上げておくことが推奨されている。ブロック力はヘルスの最大値で決まるからだ。また、ガード時に蓄積する「よろめきゲージ」が追加され、ゲームが最大になると、よろめき状態になる。
同アップデートでは、安全ながら動作が遅い大型の盾であるタワーシールドが強化される。タワーシールドはガード時のノックバック効果が大きくなるよう調整され、生存率を高めてくれるようだ。特に大勢の敵を相手取るときに有効。タンク向きの盾となるだろうとのこと。
『Valheim』の大型アップデート第1弾「ハース&ホーム」は9月16日に配信予定。『Valheim』はSteamにて2050円にて配信中だ。