『ファイナルファンタジーIV』ピクセルリマスター版9月9日発売へ。クリスタルを巡り月まで至る冒険が蘇る

スクウェア・エニックスは『ファイナルファンタジーIV』ピクセルリマスター版をPC(Steam)/モバイル向けに9月9日に発売すると発表した。『ファイナルファンタジーIV』は1991年にスーパーファミコン向けに発売されたシリーズ第4作目だ。

スクウェア・エニックスは『ファイナルファンタジーIV』ピクセルリマスター版をPC(Steam)/モバイル向けに9月9日に発売すると発表した。現在は予約購入を受け付けており、9月24日までセールを実施中。通常価格2200円のところ、20%オフの1760円で入手することができる。 

『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』シリーズは、シリーズ初代6作品を高精細なドット絵で描くリマスターシリーズだ。『ファイナルファンタジー』を象徴するドットキャラクターを生み出してきた渋谷員子氏をメインスタッフに加え、すべてのグラフィックがピクセルアートで鮮やかに表現されている。 

また当時の楽曲を、作曲者である植松伸夫氏の完全監修のもと美しくアレンジして収録。オリジナル版を尊重しつつ、より手軽に遊びやすく、改良されたUIやオートバトルなどを搭載している。モンスター図鑑やイラストギャラリー、サウンドプレイヤーなど、ゲームの世界をより深く楽しめる要素も追加された、リマスターの決定版である。現在までに、すでに初代3作品がピクセルリマスター版として発売されている。 
 

 
『ファイナルファンタジーIV』は1991年にスーパーファミコン向けに発売されたシリーズ第4作目だ。主人公のセシルは、強大な軍事国家バロンの精鋭飛空艇団「赤い翼」の隊長。彼は他国への侵略を続ける任務に悩み、親友や恋人とともに国から離反する決意を固める。クリスタルを巡り、地上、地底、幻界、やがて月までも舞台を広げていく壮大な物語が紡がれる。本作では暗黒騎士セシルをはじめ、竜騎士カインや白魔道士ローザ、召喚士リディアなどジョブごとの能力を持った多くの仲間たちが登場。ドラマチックなストーリーと多彩なバトルが展開される。 

また『ファイナルファンタジーIV』の特色として、今作からバトル中も時間が流れる「アクティブタイムバトル」が登場した。同システムは戦闘中もリアルタイムで時間が経過していくシステムで、敵・味方ともに「ATBゲージ」が溜まったキャラクターから行動が可能となる。緊張感と戦略性を高めたATBは、本作以降『ファイナルファンタジー』シリーズの代名詞となった。『ファイナルファンタジーIV』は、シリーズにおけるその後の進化の基礎となった人気作といえる。すでにリリースされているピクセルリマスター3作品は、ゲームシステムやバランス面も一部調整されており、本作についてもどのようなアレンジがなされているのか注目されるところ。 
 

 
『ファイナルファンタジーIV』ピクセルリマスター版はモバイル向けおよび、SteamにてPC向けに9月9日発売予定。9月24日まで事前購入セールを実施しており、20%オフの1760円で入手することが可能だ。予約購入特典としては限定の壁紙に加え、赤き翼やメインテーマ、バトル2のリミックス3曲が付属する。 

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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