『島の民: コンソール版』Nintendo Switch版配信、PS4/Xbox One版も8月26日配信へ。人気都市開発パズルの思い切った邦題

Coatsink Softwareは8月12日、癒し系ミニマリスト都市開発ストラテジーゲーム『島の民: コンソール版』をNintendo Switch向けに配信した。『島の民: コンソール版』は、癒し系ミニマリスト・ストラテジーゲームだ。

パブリッシャーのCoatsink Softwareは8月12日、癒し系ミニマリスト都市開発ストラテジーゲーム『島の民: コンソール版』をNintendo Switch向けに配信した。価格は549円。本作は、8月26日にはPlayStation 4/Xbox One版も配信予定となっている。

*海外版のローンチトレイラー


『島の民: コンソール版』は、カラフル島々にて都市開発を楽しめる、癒し系ミニマリスト・ストラテジーゲームだ。複雑なシステムのなかで都市開発を楽しむ一般的なシミュレーションゲームとは異なり、パズルゲーム的な要素が強く、また直感的かつゆったりとしたゲームプレイであることから、“癒し系”と称しているようだ。

本作にてプレイヤーは、自動生成によって用意された島に建物を建設し、村から都市へと発展させていく。建物は、たとえば木の伐採や加工に関するものや、ビールの醸造、あるいはレンガ製造や、住宅などの施設といったかたちで、ジャンルごとのセットとして提供される。そして、建物を建設して一定の条件を満たし、さらに新たなセットを入手していくという流れで都市開発を進めていく。


建設をすることでポイントを獲得でき、一定値まで貯めることが上述の条件となる。それぞれの建物にはボーナス要素も設定されており、たとえば木の伐採にかかわる施設は、木が生えている近くに建てるとポイントが加算。製材所の側に建てることもポイントアップとなる。一方で、製材所同士が隣り合うように建設した場合は、逆にポイントが減ってしまう。

各建設物には、そうしたポイントの増減にかかわる施設や影響範囲が設定されている。相乗効果を高めるように建設を進めて、徐々に巨大な都市へと発展させ、ハイスコアを目指そう。また、自動生成される別の島に移動して、異なる環境を舞台に新たな都市を開発していくこともできる。


本作は、『ISLANDERS』というタイトルでPC版が先行して2019年に配信されており、Steamのユーザーレビューで「圧倒的に好評」を獲得するなど、高い評価を得ている。そして今回、ついにコンソール向けに移植された。日本版のタイトルが『島の民』になった経緯についてCoatsink Softwareに訊いてみたところ、翻訳会社からの提案をもとに、日本語ネイティブや日本在住の日本語を流暢に話す外国人にヒアリングして決定したとのこと。「島の民」というネーミングにインパクトがあって支持を得たそうだ。

『島の民: コンソール版』は、Nintendo Switch向けに配信中。PS4/Xbox One版は、8月26日に配信予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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