『Fallout 4』のローンチ時、「アダルト動画サイト」へのアクセス数が低下する現象が発生。解禁日夜に下落、次の日の深夜に急上昇
Bethesda Softworksは2015年11月10日、シリーズ最新作『Fallout 4』をローンチした。すでに同作は発売初日で約1200万本の出荷本数、7億5000万ドルの売り上げに到達したことがBetehsdaより発表されており、ビデオゲームとしては今年最大級の売り上げを記録している。さらに『Fallout 4』がローンチされた日、「アダルト動画サイト」へのアクセス数が著しく下落したという興味深いこぼれ話が、「Pornhub」より伝えられているようだ。
アダルト動画サイト「Pornhub」によれば、同サイトには6000万人のデイリービジターが存在するそうだが、このうちゲームファンのトラフィックが『Fallout 4』リリース直後から減少し始めたのだという。Google Analyticsをベースにした調査によれば、ゲームがローンチされた11月10日の午前5ごろより、ゲームファンの訪問が減少。11月10日午前7時から12時ごろまでは、平均トラフィックから10パーセント低い数値を叩き出している。
これ以降もトラフィック数は興味深い動きを示しており、たとえばお昼から夕方以降に一時的に訪問数は回復しているが、夜9時に向かうにつれまた大きく減少している。一方で11月11日に入ると、深夜帯にはトラフィック数が日の平均を大きく超えている。Pornhubはこの動きに関し、以下のようなコメントを残している。
PornhubがGoogle Analyticsで調べたところによれば、『Fallout 4』のリリース以降もっともトラフィック数が減少したのは「スポーツゲームファン(-13.7パーセント)」で、さらに「アクションゲームファン(-7.7パーセント)、「アドベンチャー&ストラテジーゲーム(-7.2パーセント)」と続いている。
Google Analitycsがどこまで正確にゲームファンを区別できているのかは不明だし、なんとも馬鹿馬鹿しいニュースだが、ゲーム発売後のゲーマーの動きがすこし垣間見える興味深い情報だといえるだろう。なおPornhubは『Fallout 4』のリーク映像が投稿されたアダルト動画サイトとしても知られ、当時Bethesdaによる削除が続いていたなか、唯一の生き残りとして一部ファンが訪れコメントを残したことが話題となった。