ゾンビTPS『World War Z Aftermath』9月21日に発売決定。前作『World War Z』のNintendo Switch版の発売時期も決まり、スクショ公開

Saber Interactiveは8月3日、ゾンビTPS『World War Z Aftermath』を9月21日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox One。2019年に発売された『World War Z』の拡張版といえる作品だ。

デベロッパーのSaber Interactiveは8月3日、ゾンビTPS『World War Z Aftermath』を9月21日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC/PlayStation 4/Xbox One。2022年前半には、PlayStation 5/Xbox Series X|Sに最適化したバージョンもリリース予定となっている。


『World War Z Aftermath』は、2019年に発売された『World War Z』の拡張版といえる作品だ。『World War Z』は、2013年公開のブラッド・ピット主演の同名映画をもとにした、4人協力プレイ対応のTPS。世界規模のゾンビアウトブレイクが発生するなか、プレイヤーは8種類あるクラスの生存者からひとりを選択し、東京を含む世界各地のロケーションを舞台に、ゾンビの群れと戦いながら任務をこなす。開発元Saber Interactiveの独自エンジンSwarm Engineによる、大量のゾンビが雪崩のように襲い来るなかでのゲームプレイが特徴の作品である。

『World War Z Aftermath』は『World War Z』をベースに、新たなマップとしてローマ・バチカン・カムチャツカを追加。プレイアブルキャラクターにも新たな生存者が登場する。さらに、近接攻撃に関する新システムや、二刀流武器、新たなPerk、ユニークなアクションも用意。敵となるゾンビにも新たなものが追加される。このほか、一人称視点でのゲームプレイに対応。デイリーミッションは難易度調整が可能となり、ボーナス報酬を得られるようになるという。武器カスタマイズ機能も進化するそうだ。


さらに、本作は2022年前半のPS5/Xbox Series X|S版の発売に合わせて、無料アップデートが配信予定。ゾンビの群れの波状攻撃に耐え続けるゲームモード「Horde Mode Z」が、さらにゾンビを増量する「Horde Mode XL」に進化する予定となっている。このほか、4K/60fpsでのプレイもサポートするという。

『World War Z Aftermath』は、PC(Steam/Epic Gamesストア)/PS4/Xbox One向けに、9月21日発売予定。前作所有者は、29.99ドル(約3300円)でアップグレード可能と案内されている。現時点では、コンソール版の国内リリースの有無については不明だが、前作はPS4版が発売されたため期待できそうである。そして、PS5/Xbox Series X|S版は2022年前半に発売予定だ。

Nintendo Switch版のスクリーンショット


今回の発表に合わせてパブリッシャーのKoch Mediaからは、『World War Z』のNintendo Switch版を今年の秋に発売すると発表されている。ゲーム本編に加え、アップデートにて追加された各種ゲームモードや、キャラクタースキンパック、追加ミッションなどを含む、「Game of the Year Edition」に相当する内容になるとのこと。

本作のNintendo Switch版については、昨年4月に開発中であることが明らかにされていた。開発元Saber Interactiveは、多数のNintendo Switch向け移植を手がけてきた実績をもつが、過去に手がけた『ウィッチャー3 ワイルドハント』のNintendo Switch版よりも難しい作業になるとコメントしていた(関連記事)。それが、ついにリリースの目処がたったということのようだ。

なお、上に掲載した3枚のスクリーンショットは、いずれもNintendo Switch版のものである。グラフィックを最適化させながらも、大量のゾンビの描画に成功している模様。Koch Mediaは日本にもオフィスを構えているため、日本での発売にも期待したい。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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