オープンワールド中世暮らしシム『Medieval Dynasty』9月23日正式リリースへ。昨年のヒットタイトルのひとつ、値上げ間近

Toplitz Productionsは7月29日、『Medieval Dynasty』を9月23日に正式リリースすると発表した。『Medieval Dynasty』は中世ヨーロッパを舞台とするシミュレーションゲームだ。

パブリッシャーのToplitz Productionsは7月29日、中世ヨーロッパシミュレーション『Medieval Dynasty』を9月23日に正式リリースすると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。 
 

 
『Medieval Dynasty』は中世ヨーロッパを舞台とするシミュレーションゲームだ。主人公は戦争から逃げ落ち、身一つで人生をやり直そうとしている若者。プレイヤーは彼を導き、家を建て、生活を構築していくのだ。ゲーム序盤はサバイバルプレイが中心で、食料や素材の収集に勤しむこととなる。やがて道具が揃えば農業を始めたり、建築して集落を築き上げたりすることが可能。集まってきた人を雇い、食料・水・健康、そして忍耐力を管理するストラテジーゲームとしての側面も見せるようになる。 

昨年の早期アクセス配信開始以来、精力的にアップデートが重ねてられてきた本作。今月頭に実施したアップデートでも多数のコンテンツが追加されている。まず実装されたのが「relationship」、すなわち婚姻関係を結べるシステムだ。意中の女性を見つけたら、ジョークやゴシップ、詩などを駆使してアピールしよう。あるいは、特別なギフトを贈って気を引くのもいい。新たなアイテムとして20種類のギフトが追加されており、季節ごとにランダムに酒場へ出現する商人から購入することができる。女性へのアプローチは、経験を積めばより多くの選択肢をとることが可能だ。 
 

 
さらに建築物として「露店」が登場し、新たな専門職「店主」も導入された。これらを利用することで、プレイヤーは店を開くことが可能になった。自身がセレクトした品物を陳列し、販売することができるのだ。プレイヤーがずっと店にいなくとも、店主としてアサインした村人に任せることで、継続的に商店を運営可能。新たな金策の経路として活用できるわけだ。このほか、新たな武器である木製のクロスボウや、森に棲む野生動物として山猫が追加されている。 

正式リリースにあたり配信されるバージョン1.0でも、さまざまなコンテンツ追加やアップグレード、バランス調整がおこなわれるという。具体的な内容については今後アナウンスされていくとのことだが、現状でのヒントとして、「bandits(盗賊)」と「herbalism(本草学)」という二つの単語が提示されている。追いはぎのような犯罪行為や、薬草にまつわる要素が実装されるのかもしれない。また正式リリース後もアップデートは続けられるようで、追加されていく内容はロードマップにて告知されるようだ。 
 

 
『Medieval Dynasty』はPC(Steam/GOG.com/Humble Bundle)にて配信中。Steamでは正式リリース前の最後のセールを実施しており、20%オフの2472円で入手することが可能だ。本作は正式リリースにともない、8月15日から値上げを実施予定。価格改定後は34.99ドル(約3868円)となる。興味がある方は、お得に入手できる今のうちにチェックしておこう。 

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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