大宮ソフト、シリーズ約10年ぶりの完全新作『カルドセプト リボルト』を正式発表。対象プラットフォームは3DSで2016年発売へ

本日配信された「Nintendo Direct」の最新エピソードにて、大宮ソフト開発のシリーズ最新作『カルドセプト リボルト』が正式発表された。対象プラットフォームはニンテンドー3DS、発売は2016年を予定。

本日配信された「Nintendo Direct」の最新エピソードにて、大宮ソフト開発のシリーズ最新作『カルドセプト リボルト』が正式発表された。対象プラットフォームはニンテンドー3DS、発売は2016年を予定。移植作などではなく、シリーズ約10年ぶりの完全新作になるとのことで、ファンにとっては嬉しいサプライズとなった。

1997年から続く『カルドセプト』シリーズは、ボードゲームの要素を組み合わせたトレーディングカードゲームだ。すごろくのようにマップ上を進みながら、各プレイヤーがマス目(土地)に自軍のクリーチャーを配置し、領地と資産を増やしていく。設定された目標資産を超えて最初にふりだしへ戻ったプレイヤーが勝利となる。「モノポリー」にも似たルールだが、相手のクリーチャーを倒して領地を奪ったり、あるいは領地を奪われないよう守るといった戦闘が『カルドセプト』独自の要素となっている。

『カルドセプト リボルト』では、200枚以上の新カードを採用するほか、システムやルールも改良されるとのことだ。開発は前述したように大宮ソフト、また音楽にも伊藤賢治氏が参加するなど、シリーズ従来の開発体制が敷かれている。

具体的なゲームフッテージなどは披露されていないものの、『カルドセプト リボルト』の映像は以下の動画の29分20秒ごろから確認できる。

なお2012年にはニンテンドー3DS向け『カルドセプト』が発売されているが、今作は2006年にXbox 360向けに発売された『カルドセプト サーガ』以来の完全新作という位置づけとなっている。大宮ソフトは公式サイト上にて、「ながらくお待たせいたしました!ついに、弊社最新作がお披露目になりました。シリーズ約10年ぶりの完全新作になります!ニンテンドー3DSで2016年発売予定です。システムやルールなどを改良し、よりテンポよく快適に遊べるようになりました。続報発表まで今しばらくお待ちください」とコメントしている。

Shuji Ishimoto
Shuji Ishimoto

初代PlayStationやドリームキャスト時代の野心的な作品、2000年代後半の国内フリーゲーム文化に精神を支配されている巨漢ゲーマー。最近はインディーゲームのカタログを眺めたり遊んだりしながら1人ニヤニヤ。ホラージャンルやグロテスクかつ奇妙な表現の作品も好きだが、ノミの心臓なので現実世界の心霊現象には弱い。とにかく心がトキメイたものを追っていくスタイル。

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