PS4『ゴースト・オブ・ツシマ』発売から1年間における活動データが公開される。発売直後と比べてもっとも伸びた項目は?
ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は7月17日、『ゴースト・オブ・ツシマ』の発売1周年を記念して、1年間のプレイヤーデータを公開した。オープンワールドゲームとして、さまざまなアクティビティが楽しめる本作。発売から1年間で、プレイヤーがどのような活動をしていたのか、データとして示されている。数字については、以下のとおり:
・一騎打ち 6億7920万回
・一対一の勝負 3億3310万回
・詠まれた和歌 6850万首
・馬上での時間 4241年
・撫でられた狐 5563万匹
・写真撮影枚数 6100万枚
・犬の式神召喚回数 6010万匹
・「冥人奇譚」の出陣回数 4076万回
※ 日本版投稿では4.076万回となっているものの、英語版では4076万回と記載されている
【UPDATE 2021/7/19 12:35】
「冥人奇譚」の出陣回数について補足
いずれの項目でも、かなり途方もない数字が並んでいる。戦いの挨拶代わりとなる一騎打ちについては、特に頻用されているようだ。犬の式神召喚回数や「冥人奇譚」の出陣回数の数字を見るに、マルチプレイモードについても、しっかりと遊ばれていることがわかる。SIEは昨年8月のゲーム発売から10日経過時点でも、同じようなデータを公開している。そちらも見てみよう。
・一騎打ち 1億5640万回
・一対一の勝負 5750万回
・腰を抜かした敵 1億3940万人
・詠まれた和歌 1420万首
・馬上での時間 810.3年
・秘湯の入浴回数 1620万回
・尺八で吹かれた曲 2810万曲
・撫でられた狐 880万匹
・稽古台の成功数 1710万回
・参拝された稲荷の祠 3750万社
・写真撮影枚数 1550万枚
こうして見ると、発売10日経過時点のデータと、1年経過時点でのデータでは、公開されている項目もやや変わっている。一方で、同じ項目も見られる。そこで発売10日時点と1年時点での項目の伸び率を計算してみた。
・写真撮影枚数3.9倍
・一騎打ち 4.3倍
・詠まれた和歌4.8倍
・馬上の時間 5.2倍
・一対一の勝負 5.7倍
・撫でられた狐6.3倍
伸び率を見たところ、もっとも伸び率が高いのは「撫でられた狐の数」となった。一対一の勝負は、特に難易度の高いコンテンツであるので、戦闘狂のプレイヤーが多く臨んでいたことが予想される。また馬上の時間についても、ゲームプレイ時間に直結する数字なので、伸びるのもわかる。そして、狐をなでなでした回数がこれほど多かったというのは、驚きでもあり納得でもある。血なまぐさい本作では、屈指の癒しキャラである狐。この狐が愛されていたことを顕著に示す興味深いデータであるだろう。
7月2日に発表された『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』では、追加コンテンツとして壱岐の島を収録するほか、撫でられる動物も新たに追加されるとのこと。狐と同様に、魅力的な動物が登場することを期待したい。『ゴースト・オブ・ツシマ ディレクターズカット』は8月20日発売予定だ。通常版を所有するユーザーは、2200円にてディレクターズカット版(PS4)にアップグレードすることができるという。通常版からPS5版ディレクターズカットへのアップグレード費用は3300円となる。