『Among Us』最新アップデートで「ベント掃除」実装、パッチノート公開。インポスターを隠し通路から追い出せ
Innerslothは7月8日、『Among Us』における最新アップデート2021.6.30を配信開始した。パッチノートも公開中だ。新たなタスク「ベント掃除」が追加されるほか、対応言語の追加や複数のバグ修正がおこなわれている。
最新アップデートの注目要素は新タスク「ベント掃除」だ。マップ内に点在するベントにて、なかのゴミを取り除くミニゲームが遊べるようになる。ポイントとなるのは、ベント掃除はインポスターの妨害にもつながるという点だ。クルーメイトがある地点のベントを掃除していると、インポスターはその箇所のベントを通ってテレポートすることができなくなるのだ。さらに、あるベントに入っている間にクルーメイトが掃除に着手すると、劇的な音とともにインポスターが中から追い出されてしまう。クルーメイトはベントから出てきたインポスターを判別可能であるため、会議で決定的な証拠を突きつけることができるだろう。ちなみに掃除されていないベントや掃除が終わったベントは、通常どおりインポスターが利用可能となる。
バグ修正は大きなものとして、会議後にその場でスタックしてしまう問題が解消された。またマッチ開始時の「シーッ!」の画面のスケーリングも改善されているという。ビジュアル面の問題も複数修正。アクセサリーとして、The Game Awards 2020の際に配布されたGeoff Keighley氏のコラボお面が眼帯サイズに小さくなってしまうバグが修正された。またThe Airshipマップにて、雲の流れが前進ではなく後退の方向へ動いてしまう問題も解消されているという。
*眼帯と化したGeoff Keighley氏
またモバイル版の修正としては、Androidにてブラックスクリーンが表示されてしまう問題を改善。バージョン2021.6.16にてホットフィックスが出されていたものの、改めて修正が入ったようだ。iOS版においても、起動時にクラッシュしてしまう不具合が修正されている。このほかいくつかの小さなビジュアルおよびローカライズの問題が改善されているとのこと。今後改善予定の既知の問題としては、アクセサリーとして「魔法使いの帽子」がいまだに表示されない不具合が発生中。また画面比率4:3の場合のスケーリングも調整が必要となっているようだ。
ちなみに今回から、新たな言語として中国語(繁体字・簡体字)とアイルランド語が利用可能になった。このうちアイルランド語ローカライズは有志によるもので、アイルランド・ニュージーランド・カナダに住むユーザーの協力で実現した。アイルランドといえば日常的に用いられているのは英語であるが、公用語としてはゲール語の一種であるアイルランド語も用いられている。今回、『Among Us』というポピュラーなゲームにてアイルランド語ローカライズが達成されたことは文化的に意義があるとして、現地メディアにも取り上げられているようだ(Ireland Mirror)。
『Among Us』はiOS/Android向けに基本プレイ無料版が配信中だ。PC(Steam/Epic Gamesストア/itch.io)/Nintendo Switch向けにも有料版が発売中。さらに、今年中にPS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox Oneへの対応も予定されている。 最新パッチノートはこちらからチェックしてほしい(英語)。