ヤクザとして日々を送る2DドットADV『Fading Afternoon』発表。『The friends of Ringo Ishikawa』開発元の新作

ロシアのインディーデベロッパーyeoは7月7日、『Fading Afternoon』を発表した。『Fading Afternoon』は、出所したばかりのヤクザが主人公の2Dアドベンチャーゲーム。

ロシアのインディーデベロッパーyeoは7月7日、『Fading Afternoon』を発表した。本作は、出所したばかりのヤクザが主人公の2Dアドベンチャーゲーム。対応プラットフォームはPC(Steam)で、2022年のリリースが予定されている。Steamストアページによると、日本語インターフェース/字幕にも対応するようだ。 
 

 
『Fading Afternoon』は、出所したばかりのヤクザを主人公とする2Dアドベンチャーゲーム。ヤクザの名は丸山 誠二。彼は「牛頭鬼」(仏教における地獄の番人の一員)の呼び名で知られており、組の親分にとっての右腕である。プレイヤーはそんな丸山 誠二を操作し、日本の下町にて不安定な日々を送っていく。古くからの伝統と、それに対する反抗。組織の右腕として本当にいま大切なものは何か、その答えを日々の中で探し出していくのだ。 

本作のゲームプレイは、2Dドット絵の横スクロール視点で展開される。日本の街を歩き回ることができ、その中では複数のミニゲームが用意されているという。トレイラーでは、釣りやギター演奏などに興じる丸山 誠二の姿を確認できる。また、銃や刀を用いた戦闘シーンも映されており、ゲーム内ではベルトスクロールアクションも展開されるようだ。そのほか、銭湯やマッサージ店を訪れるシーンも収められており、多数のアクティビティが用意されているのだろう。物語については、マルチエンディング方式となっているようだ。 
 

 

 
本作を開発するyeoは、3名で構成されるロシアのインディーデベロッパー。これまでには、不良ジュブナイルアドベンチャー『The friends of Ringo Ishikawa』と、殺し屋アドベンチャー『Arrest of a stone Buddha』をリリース。両作ともに、精細なドット絵とライフシミュレーター色(日常でのアクティビティ要素)が濃いゲームシステムが特徴的。トレイラーを見る限り、そのコンセプトは新作『Fading Afternoon』にも受け継がれているだろう。 ヤクザを主人公とした、ユニークなドット絵アドベンチャーゲームに期待がかかる。 

『Fading Afternoon』は、Steam向けに2022年リリース予定。なお、現在Steamサマーセールにより、過去作の『The friends of Ringo Ishikawa』『Arrest of a stone Buddha』ともに60%オフの596円で購入できる。新作に備え、いまプレイしておくのもいいだろう。 

Nobuya Sato
Nobuya Sato

最近Apexにハマり始めた人。幾度となく倒されながら高ランク帯を目指す。でも疲れる時もあるよね。その時はソロ専用ゲームをちょっとプレイして寝ます。

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