第一次世界大戦塹壕サバイバルホラー『Ad Infinitum』発表。戦地でのトラウマに悩む元兵士が、塹壕をさまよう

パブリッシャーのNaconは7月7日、『Ad Infinitum』を発表した。『Ad Infinitum』は、第一次世界大戦から帰還したドイツ兵を主人公とする、物語主導のサバイバルホラーゲーム。

パブリッシャーのNaconは7月7日、サバイバルホラーゲーム『Ad Infinitum』を発表した。対応プラットフォームはPCおよびコンソールで、2023年発売予定。

本作は、もともと2015年に発表されたタイトルであるが、続報は途絶え、開発元が閉鎖していたことが明らかに。しかしその後、元スタッフによってプロジェクトの続行が報告。今回、Hekateという新たなスタジオとNaconから、あらためて発表されたかたちだ。
 

 
『Ad Infinitum』は、第一次世界大戦から帰還したドイツ兵を主人公とする、物語主導のサバイバルホラーゲーム。主人公は、戦地の塹壕での体験がトラウマとなっており、夜になるたびに恐ろしいモンスターや死の罠などの幻覚に悩まされている。次の夜を迎えるまで生きていられるかどうか分からない状態で、毎晩正気を保とうと戦っている彼は、トラウマから解放されることを目指す。

本作のゲームプレイはまだ多くは明かされていないが、一人称視点で塹壕の中をさまようことになる模様。第一次世界大戦当時の様子を再現しており、塹壕に置かれた武器なども実際のものを用意しているとのこと。そしてプレイヤーの行く先には不気味なモンスターが現れ、ステルスプレイによって対処することになるという。
 

 

 
このほか、この時代に即した何らかのパズル要素も存在し、歯ごたえある内容になっているそうだ。また、本作ではプレイヤーの選択が鍵を握っている側面もあり、選択次第で世界が変化していく。そうしてゲームを進めるなかでは、身の毛もよだつような、とある家族を襲った悲劇の物語が語られるという。

Ad Infinitum』は、PCおよびコンソール向けに2023年発売予定だ。コンソールの具体的な対応プラットフォームについては未発表である。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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