オープンワールドゾンビサバイバル『ダイイングライト 2 ステイ ヒューマン』新ゲームプレイ映像公開。ゾンビはびこる施設に潜入
デベロッパーのTechlandは7月2日、オープンワールド・ゾンビサバイバルゲーム『ダイイングライト 2 ステイ ヒューマン(Dying Light 2 Stay Human)』の新たなゲームプレイ映像を公開した。本作の舞台となる大規模移住地シティーに潜む、ゾンビに焦点を当てた内容となっている。
『ダイイングライト 2』の舞台となるのは、前作にてウイルスが蔓延してから15年が経つ文明崩壊後の世界だ。主人公は、ウイルスに侵されながらもまだ正気を保っている生存者エイデン・カルドウェル。複数の派閥同士が争い分裂するなか、プレイヤーは誰の側につくかを見極めながら、ウイルスとの戦いに敗北しつつあるシティーの運命を変えることを目指す。
今回の映像では、エイデンは協力者と思われる人物に導かれ、放棄され荒廃した病院へと向かう。目的はBiomarkerと呼ばれる装置の回収だ。。しかし、病院内には多数のゾンビがはびこっている。彼らは、もともとは病院のスタッフや患者だったが、ウイルス感染によってゾンビになってしまったのだという。たいていのゾンビは、物音を立てないよう静かに行動していれば察知されることはないものの、特に凶暴なゾンビに対しては、身を隠していないと襲われることになるようだ。
暗い病院内を慎重に進んだ先で、エイデンは協力者からBiomarkerを手首に取り付けられる。そして、エイデンが苦しむ様子を見せたかと思うと、Biomarkerから警告音が鳴り響き、急いで日光がある場所へ行くよう協力者が指示。ゾンビもおかまいなしに病院内を走り抜け、屋外に出て陽を浴びることに成功する。
Biomarkerは、装着者の静脈に針を打ち込み、ゾンビ感染の進行度合いをチェックするための装置。感染が進むとBiomarkerのランプが緑色から赤色に変わり、すべて赤色になった時点が人間のままでいられるか、ゾンビになってしまうかのターニングポイントだ。紫外線を浴びれば感染度を下げることができるが、そのまま暗闇にいるとゾンビになってしまう。トレイラーでのエイデンはその瀬戸際にあったのだ。よく見ると、病院内にいたゾンビもBiomarkerを装着しており赤く光っていた。本作にてプレイヤーは、Biomarkerを定期的にチェックすることが求められるとのこと(Game Informer)。
ゾンビは暗闇を好み、日光やUVライトには弱い。そのため、日中はビルの内部に潜んでおり、その中に飛び込むのはかなりリスクの高い行為となる。一方、夜間は多くのゾンビが外に出て徘徊。ビル内を探索するチャンスとなる。本作ではステルスメカニクスが向上しており、物音さえ立てなければ、一度も発見されることなく探索することも可能だそうだ。
『ダイイングライト 2 ステイ ヒューマン』は、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに、12月7日発売予定だ。