『ファイナルファンタジー ピクセルリマスター』初期三部作はSteamにて7月29日発売へ。ストアページ公開で美麗ドット絵が垣間見える
スクウェア・エニックスは7月1日、『FINAL FANTASY PIXEL REMASTER(ファイナルファンタジー ピクセルリマスター)』シリーズのSteamストアページを公開した。このうち、『FINAL FANTASY』『FINAL FANTASY II』『FINAL FANTASY III』については7月29日午前2時に発売されることが明かされた。
『FINAL FANTASY PIXEL REMASTER』シリーズは、『FINAL FANTASY』シリーズ初代6作品を高精細なドット絵で描くリマスターシリーズだ。『FINAL FANTASY』を象徴するドットキャラクターを生み出してきた渋谷員子氏をメインスタッフに加え、すべてのグラフィックを2Dで鮮やかに表現されている。
また『FINAL FANTASY』の世界を彩る名曲たちが、作曲者・植松伸夫氏の完全監修のもと美しくアレンジされているとのこと。さらにより手軽に遊びやすく、改良されたUIやオートバトルなどを搭載。プレイフィールも現代風に改良されているようだ。今回のリマスター版における要素としては、モンスター図鑑やイラストギャラリー、サウンドプレイヤーといった要素を収録。ゲームの世界をより深く楽しむことができるという。なお『FINAL FANTASY PIXEL REMASTER』シリーズは各タイトルのオリジナル版をベースに新たに開発したリマスター作品となっている。他のリメイク版などで変更・追加された要素は含まれていないものがあるとのことだ。
現在Steamでは、バンドル版として『FINAL FANTASY』『FINAL FANTASY II』『FINAL FANTASY III』『FINAL FANTASY IV』『FINAL FANTASY V』『FINAL FANTASY VI』の6作品をセットで販売中。事前購入することで、7月29日午前2時に先行して初代三作品が遊べるようになる。残りの三作品は追ってプレイできるようになるかたちだ。また事前購入特典として、タイトルごとにスペシャルサウンドトラック3曲ずつ、特製壁紙2種ずつが入手できる。
ちなみに今回のストアページ公開にあたり、海外コミュニティではちょっとしたが勃発(PC Gamer)。リマスター版における英語フォントの視認性の悪さを批判するユーザーも現れている。グラフィックは原作を尊重した高精細なドット絵で彩られているものの、システムフォントは現代風のサンセリフ体。日本語・英語では見え方も異なってくるが、ここは新旧の好みが分かれるところとなりそうだ。
『FINAL FANTASY PIXEL REMASTER』シリーズ初期三作品は、7月29日午前2時に発売予定。8月12日まで20%オフのセールを実施しており、『FINAL FANTASY』『FINAL FANTASY II』が定価1480円のところ1184円、『FINAL FANTASY III』が定価2200円のところ1760円で入手できる。