郵便配達アドベンチャー『Lake』9月1日発売へ、日本語にも対応。都会から逃れた美しい田舎で、人の思いを届ける

パブリッシャーのWhitethorn Digital/Gamiousは6月13日、『Lake』を現地時間9月1日に発売すると発表した。『Lake』の舞台となる時代は、1986年9月。主人公は、大都市から静かな故郷に帰ってきた40代のMeredith Weissだ。

パブリッシャーのWhitethorn Digital/Gamiousは6月13日、アドベンチャーゲーム『Lake』を現地時間9月1日に発売すると発表した。対応プラットフォームはPC(Steam/Epic Gamesストア)/Xbox Series X|S。本作は日本語表示に対応する。
 

 
『Lake』の舞台となる時代は、1986年9月。主人公は、大都市から静かな故郷に帰ってきた40代のMeredith Weissだ。Meredithはソフトウェア会社で慌ただしい生活を送っていたが、あるとき故郷に戻り、父の代役として地元の郵便配達員になる。彼女のふるさとは、オレゴン州の美しきProvidence Oaksであった。

半月間の滞在期間のあいだ、彼女は何人かの見慣れた顔や、多くの新たな人々に出会うこととなる。プレイヤーはMeredithとして、誰と話すか、誰と友人になるか、さらには誰とロマンティックな関係を始めるかも決めていくことができるという。そして短い郵便配達員生活のすえ、最終的にMeredithは、大都市での慌ただしい仕事に戻るのか、育った町に残るのかを決断することになるとのこと。

Providence Oaksは美しく、電話もインターネットもない。プレイヤーは郵便配達に取り組むにあたり、父から借り受けた配達トラックで湖の周りを走ることもできるし、ときにはオートパイロットに仕事をさせることも可能。そして本作の醍醐味となるのが、故郷で出会うさまざまな住民たちだ。郵便配達の仕事を通じ、それぞれ異なる個性やくせを持った、数多くの魅力的なキャラクターと会話をすることになる。さらに本作では、配達仕事だけでなく、仕事の後のアクティビティに興じることも可能。仲良くなった友人と出かけることもできるし、困っている隣人がいれば、近所で人助けに取り組むことも可能。あるいは、ひとり静かに家で本を読むのもいいだろう。

ゲーム内時間の2週間で、プレイヤーは静かな田舎町での日常生活を味わい、分岐していく物語を体験することとなる。分岐する物語には「間違った」答えも「正しい」エンディングもなく、プレイヤー自身が何をしたいかに重きが置かれるとのことだ。本作の開発を手がけるのはオランダのデベロッパーGamious。これまで『Words in Progress』や『iO』といったパズル色の強い作品を送り出してきたが、今回は打って変わってナラティブ性の強い作品を手がける。Gamiousのストーリーテリング力に期待したいところだ。
 

 

 
『Lake』は現地時間で9月1日、PC(Steam/Epic Gamesストア)/Xbox Series X|S向けに発売予定。2021年9月1日は、ゲーム内で生活が始まる日から、ちょうど35年後の日であるそうだ。

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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