クランクを回してプレイする携帯型ゲーム機「Playdate」価格が約2万円に決定。対応タイトルや予約情報を6月9日公開へ

パブリッシャーのPanicは6月5日、携帯型ゲーム機「Playdate」の情報を届ける番組「Playdate Update」を、日本時間6月9日午前1時から放送すると発表した。また今回、Playdateの価格を179ドル(約1万9600円)に設定したことも明らかにしている。

パブリッシャーのPanicは6月5日、携帯型ゲーム機「Playdate」の情報を届ける番組「Playdate Update」を、日本時間6月9日午前1時から放送すると発表した。番組では、対応タイトルや予約受付などの情報を届けるとのこと。また今回、Playdateの価格を179ドル(約1万9600円)に設定したことも明らかにしている。
 

 

 
Playdateは、『Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た!〜』や『Firewatch』の販売元として知られるPanicが手がける新型携帯型ゲーム機だ。74x76x9mmサイズの薄くコンパクトな筐体に、2.7インチディスプレイや、十字キー、ABボタンなどを配置。Wi-FiやBluetoothといった無線機能も搭載されており、ゲームのダウンロードや対戦に利用する。

ディスプレイはモノクロで、解像度は400×240ドット。電子ペーパーに迫るほどの高コントラストと、高反射型でバックライトを必要としない性能をもった、プレミアムなシャープ製モノクロスクリーンだそうだ。

最大の特徴は、筐体横に搭載されたクランクだろう。前後にグルグル回すことができ、アナログ入力として機能する。これをどのように活用するのか(あるいはあえて使わないか)はクリエイター次第。たとえば、『塊魂』の生みの親である高橋慶太氏が手がける専用タイトル『Crankin’s Time Travel Adventure』は、クランクを回すことで、ゲーム内の時間を自由に前後させられる作品となっている。
 

 
Playdateでは、シーズンとして毎週2本のゲームを配信する形式を採用。製品を購入すると、シーズン1のすべてのゲームを入手可能とのこと。当初は計12タイトルを予定していたが、今回24タイトルに倍増すると発表。内蔵ストレージも2倍の4GBにすることが明らかにされた。

シーズン1では、シングルプレイのゲームに焦点を当てて配信していくという。これまでには先述した高橋慶太氏のほか、Bennett Foddy氏やShaun Inman氏、Zach Gage氏などのインディー開発者が、専用タイトルを手がけることが発表。また、公式Twitterを通じては、ほかにもさまざまなゲームが開発中であることが伝えられている。Playdateの売り上げ次第では、シーズン2以降の配信の可能性が開けるとのこと。
 

 
Playdateの情報を届ける番組「Playdate Update」は、日本時間6月9日午前1時から放送予定。日本語字幕にも対応する。番組内では開発中のゲームを紹介するほか、いくつかのサプライズも用意しているそうだ。

また、2021年内発売予定とされているPlaydateの予約受付情報も公開予定。価格は179ドル(約1万9600円)である。なお、番組終了後すぐに予約受付を開始するわけではないとのこと。興味のある方はPlaydateの公式サイトもチェックしておこう。
 

https://twitter.com/PlaydateJP/status/1293742826405036032
Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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