南国少女スローライフ冒険ゲーム『サマー イン マーラ』国内Nintendo Switch/PS4版発表、8月26日発売へ。農業やクラフトで島づくり
パブリッシャーのPikii合同会社は6月3日、『サマー イン マーラ(Summer in Mara)』を国内向けに発表した。8月26日に発売するという。対応プラットフォームはNintendo Switch/PS4。ダウンロード版の価格は税込2750円。Nintendo Switch向けには、数量限定のカラー説明書や初回購入特典を付属したパッケージ版も販売予定。価格は税込4980円となっている。
『サマー イン マーラ』は、南国の島々を舞台としたファーミングアドベンチャーゲームだ。主人公は11歳の少女コア。コアは南国の群島マーラにある島で、里親のハクと2人きりで何不自由なく暮らしていた。しかしながら「外の世界を見てみたい」と思うこともあった。そんな矢先に、コアが住む島にナポポという不思議な生き物が流れ着く。どうやらナポポは、家族を悪者に傷つけられ、その家族とも離ればなれになってしまったようだ。そこでコアは、困っているナポポと一緒に悪者を見つけるため、島の外の大海原へと旅立つことに。幼い少女の成長を描く冒険譚は、やがてマーラの海を制さんとする悪の組織、そしてマーラに潜む謎へと迫っていく。
少女コアの目的のひとつが、故郷となるマーラでの生活をより良いものにしていくこと。畑で作物を育てたり、採掘や伐採で集めた資源をもとに斧やベンチを作ったりと、農業やクラフトによって島の生活を豊かにしていく。ほかにも釣りをしたり、鶏小屋で鶏を飼ったり、レシピを覚えて料理することも可能だ。コアには空腹ゲージが設けられており、何も食べないとお腹がすいて倒れてしまう。食料調達は重要になってくるだろう。本作には昼夜の概念が存在し、時間に応じて島の景色が移り変わっていく。ゲーム内に登場するさまざまな住民たちも時間にあわせて生活しており、いきいきとした南国の島暮らしが楽しめそうだ。
コアのもうひとつの目的が、マーラにある島々の探索だ。本作には100以上のクエストが用意されており、住民たちとの交流などによってクエストが発生。彼らの悩みを解決しながら物語を進めていく。物語の進行によって探索範囲も拡大。ボートに乗って港町に行けばアイテム取引もおこなえる。またボートを改良することで、より速く遠くまで探索が可能に。20以上の島々をくまなく冒険し、新たなアイテムや宝物を見つけよう。
本作を開発したのは、スペインを拠点とするChibig Studio。本作は『ゼルダの伝説 風のタクト』や『Stardew Valley』に影響を受けているという。温かみのあるトゥーン調の3Dビジュアルで表現された南国の島々では、ワクワクするひと夏の冒険が体感できることだろう。
なおNintendo Switch向けに発売されるパッケージ版には、数量限定特典として16ページのカラー説明書を同梱。また164ページに渡るアートブックとサウンドトラックCDが三方背BOXに入った初回版購入特典も用意されているとのことだ。こちらの購入も検討してみてほしい。
『サマー イン マーラ』は、国内Nintendo Switch/PS4向けに8月26日発売予定だ。