対戦型ドッジボールアクション『ノックアウトシティ』ランク25に到達するまでは無料プレイ可能に。無料トライアル期間終了を受けて

Electronic Artsは5月30日、対戦型ドッジボールアクションゲーム『Knockout City(ノックアウトシティ)』について、今後は「ストリートランク25」に達するまでは無料でプレイ可能になると発表した。

Electronic Artsは5月30日、対戦型ドッジボールアクションゲーム『Knockout City(ノックアウトシティ)』について、今後は「ストリートランク25」に達するまでは無料でプレイ可能になると発表した。

本作は、今年5月21日に配信開始。製品版の販売と並行して、「Block Party」と名付けられた、マップやボールを含め製品版コンテンツを楽しめる無料トライアルが5月30日まで実施されていた。その無料トライアル期間が終了したことを受けて、本作を無料でプレイできる別の仕組みが用意されたかたちだ。


『Knockout City』は、ドッジボールをテーマにした対戦型アクションゲーム。高層ビルや繁華街の道路、建設現場など、ノックアウトシティと呼ばれる都市内のマップにて、1対1から最大4対4でのチーム戦を繰り広げる。ステージ内に出現するボールを拾い、対戦相手に投げてヒットさせるのだ。ショットの軌道を変えたり、チームメイトとパス交換して相手の隙を突いたりといったテクニックが求められ、また特殊なスキルを発動するボールもさまざま登場。チームメイトをボール代わりに投げることもできる。

本作はPC/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信されており、クロスプレイにも対応。メディアレビューでは、現状のゲームバランスやコンテンツ量、キャラクターデザインなどに関しては賛否両論あるが、ドッジボールを上手くチーム対戦型アクションに落とし込んだゲームメカニクスや、初心者もプレイを始めやすいシンプルなコンセプトなどにより、高評価を獲得している(Metacritic)。


本作のSteam版の同時接続プレイヤー数を見てみると、これまでのところ製品版では約6000人のプレイヤー数を安定して維持している。一方、無料トライアルのプレイヤーは2万人近くいた(Steam Charts)。今回、ストリートランク25に達するまでは無料プレイ可能とする新たな施策を打ち出したのは、本作の人口を維持し、また製品版への移行をさらに促す狙いがあるのかもしれない。

Knockout City(ノックアウトシティ)』は、PC/Nintendo Switch/PS4/Xbox One向けに配信中。本日6月1日からはシーズン1ウィーク2が開始し、新たなプレイリストなどが追加予定だ。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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