ケモノオープンワールドARPG『バイオミュータント』開発元が改善アップデート配信を予告。プレイヤーからの意見も反映

 

デベロッパーのExperiment 101は5月29日、現在販売中のオープンワールド・アクションRPG『バイオミュータント(BIOMUTANT)』について、アップデートを配信すべく現在開発中であることを明らかにした。コミュニティから寄せられた声を反映する内容になるとのこと。


『バイオミュータント』は、文明崩壊後の世界を舞台にするオープンワールド・アクションRPGだ。本作は、かわいいケモノのキャラクターばかりの世界での、銃と剣を使ったアクションや、探索・クラフト要素などが特徴。『ジャストコーズ』シリーズに携わった開発者による新作オープンワールドゲームということもあり、2017年の発表以来大きな期待が寄せられていた作品だ。

本作は何度か発売延期したのち、Experiment 101の親会社THQ Nordicから、PC/PS4/Xbox One向けに今年5月25日に発売。メディアレビューでは、ユニークな世界観や、柔軟性の高いゲームシステムなどが高く評価されている一方で、低評価も多くつけられている(Metacritic)。

低評価レビューを見てみると、高いポテンシャルは感じられるものの、作り込み不足が目立つという意見が多い。探索要素やバトルにおける深みが足りないなどと指摘されている。フルプライスタイトルであることも、厳しく評価された背景にありそうだ。


Experiment 101によると、配信を予定しているアップデートに向けては、ダイアログの表示ペースやナレーションの設定、難易度設定のほか、被写界深度やモーションブラーといった映像設定に取り組んでいるとのこと。さらに、戦利品や敵、サウンドやバトル要素の調整もおこなっているそうだ。同アップデートにはバグ修正も含まれる。

アップデートの配信時期は未定だが、なるべく早く届けたいとしている。また、まずはPC版向けに配信し、それからコンソール版にも配信するとのこと。このあたりは、おそらくSIEやマイクロソフトによる認証作業が必要になるためだろう。


なお、本作のPS4ダウンロード版にて発生していた、予約特典のDLC「マーセナリー」が受け取れない問題に関しては、すでに解決している。具体的な受取方法については、上の公式ツイートを確認していただきたい。また日本版においては、今回のアップデートとは別に、日本語ローカライズの見直しが進められている。

『バイオミュータント(BIOMUTANT)』は、PC/PS4/Xbox One向けに販売中だ。