高評価アクションゲーム『Bloodstained: Ritual of the Night』の続編が開発中。販売元505 Gamesの親会社が認める
パブリッシャー505 Gamesの親会社Digital Bros.は5月28日、2020-2021年度第3四半期の業績発表資料を公開。この中で同社は、『Bloodstained: Ritual of the Night』の続編を開発中であることを投資家向けに明らかにした。
『Bloodstained: Ritual of the Night』は、元コナミで『悪魔城ドラキュラ』シリーズのプロデューサーを務めた五十嵐孝司氏が手がけた、メトロイドヴァニア系の横スクロールアクションゲームだ。五十嵐氏らは、2015年にKickstarterにて開発資金を募り、約6万5000人から約6億円の出資を獲得し開発。2019年にPCおよび各コンソール向けに発売され、のちにNetEaseによってモバイル向けの移植もおこなわれた。今回公開された資料では、現時点で100万本以上を売り上げ、3020万ユーロ(約40億円)の収益を上げていることが報告されている。
Digital Bros.の資料によると、『Bloodstained: Ritual of the Night』の続編が開発中であると明記されている。現時点ではそれ以上の情報はなく、ゲームの内容については不明。資料では、前述した前作の売り上げが事前予測を上回っていることも読み取れ、これが続編開発につながったのかもしれない。また、前作にてPCおよび全コンソールでの全世界販売権をもっていた505 Gamesが、引き続きパブリッシングを担当することになるのだろう。
前作にあたる『Bloodstained: Ritual of the Night』では18世紀のイギリスを舞台にし、主人公ミリアムは錬金術師の呪いにかかった自分自身と、人類を救うため悪魔巣食う城を冒険。武器や設備、戦利品の収集・作成・アンロックを進めながらの、メトロイドヴァニアアクションを楽しめる作品である。
今回明らかになった続編は、現時点でどれくらい開発が進んでいるのか、また発表は近いのかなど一切が不明だが、続報に注目したい。