街づくりパズル『Valley of No Roads』6月12日発売へ。パステルカラーの家を並べて、あなただけの箱庭をつくろう
Lunar Activitiesは、6月12日に街づくりパズル『Valley of No Roads』を発売することを発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)。
『Valley of No Roads』は街づくりをテーマとしたパズルゲームだ。ゲームを開始すると、プレイヤーはまず、いくつかの家ブロックを与えられる。形やサイズが異なるそれらのブロックを、すでに配置されている家のそばに置き、徐々に街を拡大していくのだ。それぞれのエリアには、達成すべきタスクが設定されている。「一定量のブロックを配置する」「新しい水域をつくる」「市場の広場をつくる」など、エリアによって課題の内容はさまざまだ。タスクを達成することで、マップの新たなエリアをアンロックすることが可能となる。
また本作では、ポイントを獲得することにより、アビリティを入手できるという。アビリティを使うことで、池や河川に橋を架けることもできるようだ。配置したすべてのブロックと実行したすべてのタスクが採点対象となるため、狙って高ポイントを入手するのはなかなか難しいとのこと。なるべく密度が高く最適な街をつくることで、リーダーボードにてランキングを競うこともできるそうだ。
高ランクを目指すストイックなパズルゲームとしても遊べる一方、本作はゆったりと好きな街づくりを楽しむシミュレーションゲーム的な楽しみ方もできるようだ。タスクやポイント獲得を気にせず、与えられた家ブロックを自由に配置して理想の街づくりをおこなうのも醍醐味だろう。また『Valley of No Roads』では、できあがった街を楽しむための機能も充実。UIやカメラを操作し、スクリーンショットやビデオを撮影することも可能となっている。さらに、作中の街の雰囲気を演出するため、昼夜の設定を調節することもできる。朝焼けや夕暮れなど、微妙な時間帯を再現できるほか、やや曇りがかった薄暗い空気感を醸しだすことも可能とのことだ。
本作はリリース後、早期にアップデートが配信されるという。ストアページの説明によれば、同アップデートではレベルエディターを実装予定とのこと。ユーザーが自由にマップを編集し、コミュニティにシェアして楽しむことができる機能となるようだ。
『Valley of No Roads』は6月12日、PC向けにSteamにて配信を予定している。