幻想水彩アドベンチャー『すみれの空』Steam/Nintendo Switchにて5月27日リリースへ。日本の山村で少女がたどる不思議な1日
GameTomoは5月18日、アドベンチャーゲーム『すみれの空』を5月27日にSteam/Nintendo Switch向けにリリースすると発表した。本作の発売は5月になると以前告知されていた。ニンテンドーeショップのストアページにはリリース日が記載されていたものの、このたび5月27日に発売されることが公式に発表されたかたちだ。
『すみれの空』は、とある神秘的な山村を舞台にしたアドベンチャーゲームだ。村に住む少女スミレは、大好きなおばあちゃんを失った人見知りの女の子。あるとき彼女は、イタズラ好きな精霊と願いを叶える約束を交わす。その約束とは、おばあちゃんにもういちど会うために、花の精霊に「とびっきりの1日を見せる」というものだった。願いを叶えるために与えられた時間はたった1日。スミレは自身のノートに書かれたメモを頼りに、願いを叶えるための小さな冒険に身を投じていく。
スミレは村を冒険する中で、さまざまな不思議な住民と出会う。ネコやカメ、カエルといった小さな生き物、はたまたお地蔵さんやカカシといった無機物まで。個性的なキャラクターたちと話していると、スミレは「たのまれごと」を引き受けることがある。周囲を散策してアイテムを発見し、渡してあげることで彼らの願いを叶えてあげるのだ。一見2Dのように見えるフィールドだが、実は奥行きが存在しており、立体的に散策することが可能。見慣れた場所でも、手前や奥を隅々まで探索することで、たのまれごとを解決するヒントが見つかるかもしれない。
本作には時間の概念が存在し、ゲーム内の時間が進むごとに景観が変化していき、光の差し方も変わる。刻一刻と過ぎ去る1日の中には、限られたタイミングでしか巡り合えないキャラクターや出来事も存在するという。スミレがとびっきりの1日を過ごすための「やりたいことリスト」には、「新しい友だちを作る」といった微笑ましいものもあれば、「(裏切った親友の)チエにやり返す」という不穏な項目も。スミレは1日を過ごす中で、さまざまな選択を下す場面があるという。ひとつひとつ選びとった答えが、日が暮れるころに実を結び、スミレの心情に影響をもたらすのだそうだ。
『すみれの空』は5月27日、Steam/Nintendo Switchにて発売予定。価格は1480円となっている。