港湾管理・船舶運航シム『Ships 2022』発表。物流を担う港を運営しながら、多様な船で世界中の海を航行
パブリッシャーのUltimate Gamesは5月17日、Games Boxが手がける港湾管理・船舶運航シミュレーションゲーム『Ships 2022』を発表した。対応プラットフォームはPC(Steam)および海外Nintendo Switch/PlayStation 5/PlayStatoin 4/Xbox Series X|S/Xbox Oneで、2022年にPC先行で配信する。
『Ships 2022』は、港湾の管理・運営と、港湾から出航する船舶の運航の両方をこなすシミュレーションゲーム。港湾と船舶は、実世界における物流を支える存在のひとつであり、プレイヤーはその仕事を体験できる。本作は、2016年にリリースされた『Ships 2017』の続編でありつつ、シリーズとしての仕切り直しを目指す作品でもあるそうだ。
本作は2種類のゲームモードを収録。まず港湾の管理・運営をおこなうモードでは、プレイヤーは責任者として幅広い仕事をこなすこととなる。港湾は、実在のロケーションをモデルにしているという。作業員を雇い、停泊する船の修理や、コンテナの積み込みなどのミッションをこなして収益を得るのだ。
稼いだお金を使って、大型クレーンや格納庫、警備員の詰所など、港湾設備を拡充できる。また、所有する船のアップグレードも可能。こうしたアップグレード・増設によって新たなミッションを請け負えるようになり、たとえば船にヘリポートを増設すれば、ヘリコプターを使ったミッションが現れるという。
もうひとつのゲームモードは、船に乗り込み自ら操船するモード。こちらも多様なミッションが用意され、さまざまな種類の船が登場する。たとえば、コンテナ船や石油タンカーなどで物資を運んだり、クルーズ船で乗客を運んだり。あるいは消防艇で海の火事の現場に駆けつけたり、砕氷船で氷を砕きながら航路を進んだり。オープンな環境として表現された、世界中の海での仕事に臨むこととなる。
本作では、昼夜の変化に加え気候の変化も導入されており、ミッション中には突然海が荒れたりなどのランダムイベントが発生。また、操作している船の種類に応じたサブミッションもさまざま登場し、臨機応変に対応していくことが求められる。そうしてこなした仕事の収益にて、さらに港湾設備に投資していくのだ。
『Ships 2022』は、PC(Steam)および海外Nintendo Switch/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One向けに、2022年配信予定。まずはPC版が先行して配信される。コンソール版の日本でのリリースについては、現時点では不明である。