Nintendo Switch『A列車で行こう はじまる観光計画』大型アップデート予告。これまでの不具合修正中心アプデとは違い、新たなコンテンツ追加へ
アートディンクは5月14日、『A列車で行こう はじまる観光計画』の大型アップデートを予告した。アートディンク公式Twitterアカウント上で告知されている。次回配信されるバージョン1.1.0は大型パッチであり、新たなコンテンツが追加されるようだ。実装時期は6月。
バージョン1.1.0での実装が予告されているコンテンツは以下のとおり:
・新シナリオの追加
・新機能の追加
営業曜日の一括切替
複写範囲の切替
地下の編集中に直上の地表を確認できる機能
・モデルの修正を含めた不具合修正
・高層ビルに航空障害灯が追加
目玉となるのは、新シナリオの追加だろう。詳細は不明ながら、証券会社社員として登場する女性の天草雛が「それに実は、宇宙人たちは人間社会に紛れ込んでいで…既にこの鉄道会社にも…。」と不穏な言葉を発するシーンが確認できる。背景には社が映し出されているが、どのようなシナリオが展開されるのだろうか。新機能群についても、経営や開発をスムーズにしてくれそうだ。
『A列車で行こう はじまる観光計画』は、今年3月にNintendo Switch向けに発売された経営シミュレーションゲーム。プレイヤーは鉄道会社の社長となって鉄道運営や都市開発、銀行融資や株取引といった本格的な会社経営をおこない、鉄道を主体とした街づくりを体験していく。
本作は、期待を集めながらもややローンチに躓いた作品でもある。というのも、不具合が多かったのだ。Nintendo Switchでは珍しい3Dの街づくりゲームとなっており、処理が重かったのか、発売直後のバージョンではフリーズを中心とした不具合が多発。ローンチ時からそうした不具合の修正がはかられており、すでに5度の修正アップデートがおこなわれた。
また不具合修正だけでなく、B長押しですべてのメニューを閉じるオプションを追加するなど、操作面でも改善がはかられてきた。そうした不具合修正中心のアップデートに区切りがつけられ、大型アップデートが実施されるようだ。不具合修正の方も今後続けられていくのだろう。
『A列車で行こう はじまる観光計画』は、Nintendo Switch向けに発売中だ。