『Apex Legends』バックパックと上位アーマーが出にくい問題に開発者が反応。ドロップアイテム改変の影響か

『Apex Legends』にて、一部アイテムのドロップについて特異な現象が確認されているようだ。『Apex Legends』開発者が反応している。

『Apex Legends』にて、一部アイテムのドロップについて特異な現象が確認されているようだ。5月5日より新シーズン「英雄の軌跡」が開幕した本作。17人目のレジェンド・ヴァルキリーや弓矢型の武器ボセックボウなど、新たな要素が多数追加されている。一方、戦闘環境にも大きな変化がもたらされた。新シーズン以降、試合開始時は最低限のアイテムを装備した状態でゲームが始まるように変更されたのだ。 

プレイヤーは出撃時に、レベル1の進化シールド・ヘルメット・ノックダウンシールド、さらに2つのシールドセルと2つの注射器で構成される「スターターキット」を所持した状態でゲームを開始するようになった。あわせて、マップ内のドロップアイテムから白ヘルメットと白ノックダウンシールドが削除。白アーマーもドロップ率が激減する変更が加えられた。本来、変更がもたらされたのは初期状態で所持されるローティアアイテムのみ。しかし一部のユーザーからは、それ以外のアイテムドロップにも影響が見られるとの報告が上がっている。 

『Apex Legends』有名プレイヤーとして知られる米国のストリーマーDaltoosh氏は、Twitterにて問題に言及。インベントリを拡張するバックパックがあまり見られないほか、やや性能の高い青アーマー・紫アーマーが以前より見かけられない旨を伝えている。逆に、シールドセルについてはどこにでも大量に見かけられるという。同様の報告がないかDaltoosh氏がリプライを募ると、似た声が続々と噴出。ラウンド3になってもレベル1バックパックすら見つからないという声や、シールドセルを20個もっているデスボックスを見かけたといった報告が寄せられた。中には、注射器とシールドバッテリーがほとんど見られないという声も上がっているようだ。 
 

 
一連の問題が注目を集めた結果、Respawn Entertainmentからも関心を寄せられることとなったようだ。『Apex Legends』にてプロデューサーを務めるJosh Medina氏がDaltoosh氏にリプライを送り、開発チーム内でも同様の声が上がっている旨を報告。その上で、今後Medina氏の側で何らかの対応をとることが伝えられた。もともと開発チームは新シーズンのパッチノート公開時、今後のドロップアイテム調整方針について言及していた。常に新しいアイテムを追加していく一方で、既存アイテムをマップ内から少しずつ減らしていくことも目標としているとしており、現在見られる不具合改善のほかにもドロップアイテムの整理が進められる可能性は高そうだ。 

なお本日、『Apex Legends』では本日15時30分からサービスメンテナンスを実施。プレイ自体は可能だが、マッチにて初期レジェンドしか使えないほか、ストアやスキンインベントリがオフラインになるといった制限がかけられた。 

Yuki Kurosawa
Yuki Kurosawa

生存力の低いのらくら雰囲気系ゲーマーです。熾烈なスコアアタックや撃ち合いを競う作品でも、そのキャラが今朝なに食ってきたかが気になります。

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