DMM版『PUBG』が6月2日にサービス終了へ。対象ユーザーはSteam版へのデータ移管が可能
DMM GAMESは4月21日、バトルロイヤルゲーム『PLAYERUNKNWON’S BATTLEGROUNDS』のDMM版について、日本におけるチャネリングサービスを終了すると発表した。サービス終了理由は、契約満了によるものだという。2021年6月2日午前9時30分に予定されているメンテナンスの開始をもって、PC向けのDMM版『PUBG』では起動やゲームプレイ、新規インストール、アップデートはできなくなる。
なおDMM版ユーザーに対しては、Steam版へのデータ移管が提供される。移管作業は、4月28日午後5時30分のメンテナンス終了後から、6月2日午前9時30分のメンテナンス開始時までの間におこなうことができる。具体的な手順は以下のとおり。
1:移管を希望するDMMアカウントにログインしてDMM版『PUBG』を起動。
2:PUBGロビーへ参加すると「Steam版へのPUBG情報(データ)移管同意文」が表示。
3:移管に同意すると「DMMアカウント移管コード」「Steamライブラリーに登録できるPUBGゲームコード」の2種類のコードが発行。
4:Steamアカウントにログインし、(未所有の場合)発行されたゲームコードを入力し『PUBG』をインストール。
5:Steam版『PUBG』を起動し、ロビーの上段メニューにて「ショップ」を選択。
6:ショップの左下の「Steam版への移管申請」ボタンを押す。
7:3で発行された「DMMアカウント移管コード」を入力。
データ移管が完了すると、Steam版『PUBG』へのログインが可能になる。ただ、キャラクターが着用している衣装セットの情報は移管されないため、「カスタマイズ」タブへ移動して再度キャラクターをカスタマイズする必要があることは留意しておきたい。
なお、すでにSteam版『PUBG』を所有しプレイしている場合に移管作業をおこなうと、そのデータにDMM版のデータが上書きされるため注意が必要だ。またデータ移管を一度申請すると、移管を希望するアカウントは変更不可である。移管サービスの終了日である6月2日午前9時30分をもって、2種類のコードの発行および使用もできなくなるため、希望者は必ず期間内に手続きしよう。発行されたコードは、DMM版『PUBG』を起動してログインすると確認できる。
あらためて、DMM版『PUBG』のサービス終了における全体のスケジュールは以下のようになっている。
4月21日午後4時:事前告知
4月28日午後5時30分(メンテナンス終了後):データ移管開始・課金停止・アイテム販売終了
6月2日午前9時30分(メンテナンス開始時):データ移管終了
6月2日午前11時:払戻し受付開始
9月30日午前11時:払戻し受付終了
6月2日午前11時から予定されている払戻しは、未使用の「Key(有償)」に関するものである。DMMポイントで購入した以下の対象Keyのうち未使用残高について、資金決済に関する法律第20条第1項に基づき払い戻しがおこなわれる。
・Early Bird Key
・Weapon Skin Key
・Aviator Key
・EAST ERANGEL POLICE KEY
この払い戻しは、Steam版『PUBG』へのデータ移管をおこなわなくても申請可能。払い戻しの詳細に関しては、サービス終了後に公式サイトにて案内するとのこと。このほかの詳細について、DMM版『PUBG』ユーザーの方は公式サイトをチェックしておこう。