『Microsoft Flight Simulator』横浜のシティパックがModとして開発中。フランクフルトなど共に高精細に描く
Orbx社は4月6日、『Microsoft Flight Simulator』で利用できるランドマークのシティパック(シーナリー)と新たにモデリングされた空港の開発計画を発表した。Orbx社は同作の「World Update Ⅳ」に含まれる一部空港のモデル作成担当として、『Microsoft Flight Simulator』開発元のAsobo Studioから公式に招へいされることもあったが、今回の開発はすべて非公式なMod制作となる。
以下が、シティパックの対象地域として発表された都市である。
• ニュージーランド、オークランド
• 南アフリカ、ケープタウン
• エジプト、カイロ
• アラブ首長国連邦、ドバイ
• アイルランド、ダブリン
• ドイツ、フランクフルト
• 米国オアフ島、ホノルル
• オーストラリア、メルボルン
• インド、ムンバイ
• パナマ運河とパナマシティ
• 横浜
また、開発中の空港は以下のとおりである。
• KCRW イェーガー空港
• KPBI パームビーチ国際空港
• LDSP スプリト空港
• LKPR ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港
• KAVX セントカタリナ空港
• KVNY ヴァン ナイス空港
• LIPH トレヴィーゾ空港
• SBSP コンゴーニャス空港
• YMEN エッセンドン空港
このほかにもカナリア諸島、イングランド北部、スコットランドの追加パックがModとして開発中。また、Lockheed Martin社が販売する『Prepar3D』で利用できるシドニーのシーナリーも同様に開発中と発表された。
これらの発表に加えて、Orbx社は同社で初となる『Microsoft Flight Simulator』用の機体Modが開発中であることも明かした。機体は「Edgley EA-7 Optica」で、コックピット計器までしっかりと作り込まれている様子がOrbx社のフォーラムに投稿されたスクリーンショットから確認できる。
これらのModの公開時期については明言されていないが、Orbx社のComing Soonページには、既にフランクフルトのランドマークシティパックが掲載されている。オイローパ塔や鉄道駅、メッセタワーなどを含む100以上のカスタムランドマークが追加されるほか、都市と空港周辺に木々や列車などの静的オブジェクトも新たに追加される。また、実際の風景に基づく夜間照明が用いられるなど、公式のワールドアップデート級に作り込まれていることが予想される。
Orbx社からは既にシンガポール、ロンドン、パリ、モスクワ、シカゴ、ワシントン、シアトル、アデレード、ブリスベンのランドマークシーナリーが発売されているほか、多数の空港Modが公開されている。これらは『Microsoft Flight Simulator』内のマーケットプレイスで購入が可能だ。