高評価ローグライクアクション『Hades』Nintendo Switch版が6月24日に国内配信決定。ついに日本語リリースへ

任天堂は、Supergiant Gamesが手がけるローグライク・アクションゲーム『Hades(ハデス)』を、6月24日に国内配信すると発表した。価格は2800円。

任天堂は4月15日、Nintendo Switch向けインディーゲームの情報を届ける「Indie World」を放送。この中で、Supergiant Gamesが手がけるローグライク・アクションゲーム『Hades(ハデス)』を、6月24日に国内配信すると発表した。価格は2800円。

*2020年9月に公開された紹介映像。


『Hades』は、冥界の神ハデスの息子ザグレウスを主人公とする、見下ろし型視点のローグライク・アクションゲームだ。ギリシャ神話をモチーフにした作品である。ザグレウスは地下世界を支配するハデスの館で暮らしているが、父親への反発もあり自身の居場所はないと感じ、また物語を進める中で新たな目的を得ることによって、地下世界から地上への脱出を決意する。

本作には、環境が大きく異なる4つのエリアが存在。それぞれ多数の部屋で構成されており、その組み合わせはプレイするたびにランダムで組み替えられる。部屋ではハデスが差し向けた敵が多数出現し、すべて倒して次の部屋に向かうのだ。エリアの最後にはボスも待ち受けている。

ザグレウスの武器には剣や弓、槍、銃などがあり、ゲーム開始時にひとつを選択。各部屋をクリアした際に、その武器の強化や体力の上限アップなどのアップグレードが可能で、少しずつ強化しながら上層へと登っていく。そして、死んだらハデスの館へと戻され、道中で得たアップグレードも失い最初からやり直しだ。ただし、アンロック要素に関わる消費アイテムは引き継がれる。


本作には家族をテーマにした物語があり、ザグレウスとハデスの父子関係だけでなく、ふたりを中心にして大きなストーリーが語られる。先述したアップグレードも、ザグレウスと親戚関係にあるオリュンポスの神々が授けてくれ、ハデスの館や地上への道中では、さまざまなキャラクターとの会話が発生。死んでは館からやり直すことも物語に関連づけられており、プレイを重ねるごとに新たな会話や展開が発生していく。そのボリュームの膨大さも本作の魅力のひとつであり、日本語対応を待っていたファンも多いことだろう。

『Hades(ハデス)』は、6月24日に国内配信予定。なお開発元Supergiant Gamesは、Nintendo Switch版の国内リリースに合わせて、PC版にも日本語を追加する計画であることを明らかにしている。

Taijiro Yamanaka
Taijiro Yamanaka

国内外のゲームニュースを好物としています。購入するゲームとプレイできる時間のバランス感覚が悪く、積みゲーを崩しつつさらに積んでいく日々。

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