『Fallout: New Vegas』大型Mod「Fallout: Broken City」発表。カリフォルニアからサンフランシスコまでを舞台に3種のストーリーが展開
Dead Shock Studiosは4月9日、『Fallout: New Vegas』用の大型Mod「Fallout: Broken City」を発表した。現在、Mod共有サイト「Nexus Mods」にてページが開設されている。同ページではアルファ版も配信中だ。
「Fallout: Broken City」は、2010年に発売された『Fallout: New Vegas』をベースとした大型Modだ。舞台となるのはモハビ・ウェイストランドから離れた地、サンフランシスコ。廃墟に遺されたVault 44は、人知れず遭難信号を送りつづけていた。「誰でもいいから聞いてくれ……こちらはVault 44……電力が不足している……配給も尽きた……頼むから……」。
カリフォルニアからサンフランシスコまでの広大な範囲を舞台に、B.O.S.やNCR、そして中国軍にルーツをもつ組織「始(シャイ)」の間で激しい戦いが繰り広げられる。本Modには少なくとも3つ以上のメインストーリーが含まれるという。さらにサイドクエストとしては30以上がそれぞれ用意されているそうだ。参加する派閥によってクエストが変化し、B.O.S.またはNCRに加入してサンフランシスコを奪取するルートが存在、またサンフランシスコ由来の組織としては始のほか、『Fallout 2』に登場した「Tanker vagrants」に所属することもできるとのこと。あるいはカルト教団ハボロジストの一員となって地球脱出を目指したり、同盟を結成してサンフランシスコ救済を目指すクエストラインも存在するようだ。
ボイスも数多く新録されており、出演声優は70名以上。総計100時間以上のボイスラインがドラマを彩るとのこと。ラジオも収録され、「The Bay」「The Breezeway」といったラジオ局からニュースや海賊放送を聴くこともできるそうだ。本作独自の要素としては、乗り物としてボートに乗れるほか、釣りを楽しむことも可能。また地下鉄も登場するという。コンパニオンも実装されており、人型が10人、ロボットが4機、そして「水棲の」コンパニオンが1体登場するという。
現在、Nexus Modsでは本Modのアルファ版を配信中。ダウンロードにあたっては、別途下記のModが必要となる。
── FNV 4GB Patcher
『Fallout: New Vegas』がPC上で使用できるメモリの量を、デフォルトの最大2GBから4GBまで拡張
──xNVSE 6.0.8以上
『Fallout: New Vegas』のスクリプト機能を拡張
──JIP LN NVSE Plugin
各種拡張機能、ゲームパッドのサポート
「Fallout: Broken City」は、Nexus Modsにて配信予定だ。