『PUBG』PC版にて、怒れるニワトリと戦うミニゲーム「POBG」が期間限定で登場
PUBG JAPAN株式会社は4月1日、PC版『PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS』向けにアップデート11.1を配信。エイプリルフールを記念した特別モード「POBG(PlayerOmnom’s Battleground)」を追加した。期間限定モードとのこと。
「POBG」は、ロビー画面に表示されているゲーム筐体からアクセスできるミニゲームだ。勝利に酔いしれながら、夕飯にチキンのドン勝を楽しむ『PUBG』プレイヤーに対し、PlayerOmnomなるニワトリの総帥が憤怒。「今度は我々ニワトリが弱肉強食の頂点に立つ」とし、腹心の戦士たち率いる軍勢を送り込んだ。PlayerOmnomは、何やら邪悪な計画を実行しようとしており、「この戦況はオムレツのように簡単にひっくり返せるものではない」と息巻いている。
本作は、1990年代風ドット絵ビジュアルを採用する、トップダウンビューのアクション・シューティングゲーム。『PUBG』のErangel・Sanhok・Karakinといったマップをイメージしたステージを収録している。ステージは複数のエリアで区切られており、次々に襲い来るニワトリ兵士を一定数倒しては、次のエリアに進むという流れ。ニワトリ兵士は銃で攻撃してくるほか、グレネードで範囲攻撃してくるもの、また体力が多かったり戦闘車両に乗って襲ってくるタイプなどが存在する。これに対し、ライフルやショットガン、SMGなどで応戦するのだ。敵を倒すと弾を入手でき、体力回復アイテムや新たな銃なども出現する。
アップデート11.1では「POBG」の追加以外に、まずノーマルマッチおよびカスタムマッチにて「Paramo」マップがプレイ可能となっている。地形の改良や、シークレットルームと補給物資ヘリコプターのスポーン率上昇などの改善も施されている。なおParamoの導入にあたっては、ノーマルマッチからKarakinが除外された。マップが増えるに従ってマッチングプールが分散したこと、またKarakinをプレイしていた多くのプレイヤーがParamoをプレイしている状況から決断したそうだ。
新機能としては、ファーミングを通じて獲得できる「フルトン回収機」が導入された。フルトンバルーンを展開すると飛行機が60秒以内に到着し、最大4人のプレイヤーをセーフゾーンの中央へ連れて行ってくれる。なお、最初のサークル前と第4サークル後は使用不可。また、室内やフェリーの上、列車の中といった特定の場所でも使用できない。
アップデートに合わせて開始したシーズン11ランクマッチでは、すべてのマップにおいて、すべてのアイテムスポーン率が30~40%上昇している(車両などほかのアイテムは従来のまま)。また、今後はランクマッチシーズンは2か月間実施することも発表された。パスの日程と一致しなくなり、変更は報酬テーブルに従っておこなうとのこと。シーズン11の報酬デザインは後日発表予定。
このほか、武器のバランス調整やマスタリーメダルの追加、マッチログ機能の追加、キルフィードの変更を含むUI/UXの改善、各種バグ修正なども実施されている。詳しくはパッチノートを確認してほしい。なお、コンソール版向けのアップデート11.1は、4月8日配信予定となっている。